宮崎あおい、7年ぶり再タッグの石川寛監督は「世界観が大好き」
2013年4月20日 14:21

[映画.com ニュース] 石川寛監督が7年ぶりにメガホンをとった「ペタル ダンス」の初日舞台挨拶が4月20日、東京・渋谷のシネクイントで行われ、石川監督と宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵が登壇した。
友人の自殺未遂をきっかけに、胸に刻まれた悲しみを抱えながら、人生のリスタートを決意する女性4人の小さな旅路を描く、詩的なロードムービー。宮崎は「好きだ、」に続き、石川監督と再タッグを果たし「監督が作り出す世界観が大好き。他では味わえない、特別な感覚がある。ぜひ多くの人に感じとってもらえれば」と作品の封切りに喜びを表した。
思い出のシーンを聞かれると、宮崎は「映画のところどころに出てくるカモメですね」。石川監督の要望で、スタッフがカモメを餌付けし集めたというが「そのうち、カモメが学習して、予想以上の数が集まってしまって(笑)」(宮崎)。せっかく集めたカモメを今度は散らすはめになったスタッフの奮闘に、忽那と安藤は「思わず爆笑した」と口をそろえた。
また、吹石は「あまりにカットがかからないので、最初は不安だった。向こうでスタッフさんが『まだやってるよ』って笑っているんじゃないかと(笑)」と長回しを多用する石川演出を述懐。「新しい旅に出るきっかけになれば」(忽那)、「皆さんが映画から感じたことが、風に乗って飛んでいけば」(安藤)、「気持ちを伝えることが大事だと感じた」(吹石)と女優陣が本作をアピールすると、石川監督は「映画でもそれぞれ異なる個性が光っていた」と目を細めていた。
同日、シネクイントをはじめ全国8スクリーンで封切られ、順次公開される。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)