綾野剛「シャニダールの花」共演の女優陣から「一番変態」の太鼓判
2013年4月18日 21:00

[映画.com ニュース] 鬼才・石井岳龍監督の最新作「シャニダールの花」の完成披露試写会が4月18日、都内の劇場で行われ、石井監督をはじめ、主演の綾野剛と黒木華、共演の刈谷友衣子、伊藤歩が舞台挨拶に立った。
石井監督が、改名前の“聰亙”時代から構想を練ってきた、こん身の企画。選ばれた女性の体に咲き、新薬開発のために高値で取り引きされるという“シャニダールの花”の成長をケアする特殊施設を舞台に、植物学者の大瀧賢治(綾野)と新人アシスタントの響子(黒木)が、花の提供者と触れ合いながら生命の根源を見つめ直していく姿を描く。
昨年、「生きてるものはいないのか」で約10年ぶりに映画界に戻ってきた石井監督は、「成立までに何回も挫折し困難があったけれど、何としても作りたいという気持ちがあった。スタッフ、俳優が素晴らしい仕事をしてくれ、大変な感謝と同時に誇りに思っている」と入魂の作品に感慨もひとしお。綾野も、「この作品が表に出ることを本当に楽しみにしていた。いつもは非常に不安だけど、ここまで楽しみなのは初めて。賛否もろもろ、受け止められる自信がある。映像界の底上げになるような作品に感謝の極み」と初の石井組でさらなる成長を遂げた。
石井監督は、豪華キャスト陣を見わたし「皆さんが適材適所。理想のキャスティングができた。難しい役どころにそれぞれがきちんと応えてくれた」と称賛。綾野は、「恐縮です。石井さんが前作で10年ぶりに戻ってきてファンとして当然うれしかったし、自分にとっては一緒に仕事できること自体がファンタジーみたいなもの。監督に翻弄(ほんろう)されながらも、現場では『とにかく狂いましょう』と話していた」と厚い信頼関係を築いていた。躍進目覚しい若手注目株の黒木も、「石井さんの世界にどっぷり浸かりながら、花の美しさやそれを宿した女性の美しさに注目してほしい。一緒に狂っていけるようなカッコいい作品」と胸を張った。
綾野は、黒木を「美しさと毒を兼ね備えている」と称えながら、「ここにいる5人はみんな変態」と断言。しかし、女性キャスト陣からは満場一致で「綾野さんが一番変態」との指摘が飛び、綾野も「それは否定しない」と認めていた。
「シャニダールの花」は、7月20日から全国で公開。
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