「おしん」撮了!上戸彩、“娘”ここねちゃんに「出会えて良かった」
2013年4月4日 05:00

[映画.com ニュース] 橋田壽賀子氏が原作を手がけたNHK連続テレビ小説を映画化する「おしん」(冨樫森監督)が、このほどクランクアップを迎えた。主人公おしんを演じた子役の濱田ここねちゃん、母・谷村ふじに扮した女優の上戸彩が、おしんの生家での場面を演じ終わると、現場は割れんばかりの拍手に包まれた。
ここねちゃんは、オーディションで2471人の候補者から選ばれ、わずか8歳にして単身で撮影に参加。2月8日から54日間、故郷・宮崎の親元を離れ、山形の過酷な自然のなか主演を務め上げた。
“母親”としてここねちゃんを見守った上戸は、「撮影が始まり2カ月ほど経ちますが、クランクインしてすぐにここねからお手紙をもらいました。それを読んで、『私が全部守ってあげるから何かあったら相談してね』って思いました」としみじみ。「ここねの心に奥には、本当におしんがいるなと感じました。おしん役にぴったりの女の子に出会えて良かったです。ここねとは一生の親友でいたいなと思いました。これからもよろしくね」と優しく語りかけ、ここねちゃんを抱きしめた。
ここねちゃんは、大役を果たし「撮影では寒くて痛くて何も感じなくなっちゃって、涙が勝手にでてきたりもしました。本当に大変だったけど楽しかったです。おしん役を演じられてすごくにうれしかったです」と感慨もひとしお。そして、「将来は上戸さんみたいな女優さんになりたい」と夢を明かした。この日、誕生日だったここねちゃんは、9歳のお祝いとして3階建てのドールハウスをプレゼントされ、感激しきりだった。
1983~84年に放送され、平均視聴率52.6%を記録した名作を映画化。少女時代に焦点を当て、ひたむきに家族を思うおしんの成長を描く。30年前にテレビ版でおしんを演じた小林綾子、泉ピン子らが共演。山形市内、庄内映画村などで撮影が敢行された。
「おしん」は、10月から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下
【ネタバレを食らう前に、自力で“答え”にたどり着きたい】全感覚を研ぎ澄ませろ――超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”を知ってる?
【驚がくの実話】ヤバい、ヤバすぎる、スリルすごすぎた…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

すっげぇ楽しい超刺激作
【めちゃ笑った】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

映画を変えた“伝説の映画”
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント