ダンテ・カーバー「ジャッキー・コーガン」顔負け“ののしり”コント披露
2013年4月4日 20:30
[映画.com ニュース] タレントで俳優のダンテ・カーバーが4月4日、都内で行われたブラッド・ピット主演最新作「ジャッキー・コーガン」の公開記念イベントに出席。本編に登場するマフィアや殺し屋たちの過激な“ののしり言葉”が話題となっていることにちなみ、アメリカ出身のカーバーがネイティブ英語による「正しい罵(ののし)り方講座」を行った。
ピット扮する「優しく、殺す」をモットーにしたクールな殺し屋ジャッキー・コーガンの暗躍を描いたサスペンス。ある強盗事件の黒幕の捜索を依頼されたジャッキーは、さまざまな思惑が交錯するなか、やがて事件の関係者を皆殺しにすることを決意する。「ジェシー・ジェームズの暗殺」(07)でもピットとタッグを組んだ、アンドリュー・ドミニクが監督・脚本を務めた。
ピットの大ファンだというカーバーは、「ブラッド・ピットはすごくクールなイケメン。僕のお気に入りの俳優で、ジャッキー・コーガンの白黒はっきりした性格も好き。ケンカは裏でじゃなくダイレクトで、テンポや雰囲気は『セブン』に近い」と同作を分析。また、「この映画はアクションがいっぱいあるわけじゃないけど、セリフとかセッティングが本当に面白い。暗くて怖いけど面白くて、ドキドキした!」と興奮しきりだった。
ソフトバンクCMの白戸家やDVD「スマートモテリーマン講座」など、温厚で礼儀正しいイメージのあるカーバーだが、講座の収録を終え「ふだん使えない言葉を使うのは本当に楽しかった!」とピット顔負けの“ののしり言葉”を披露。劇中に登場するセリフを盛り込みながら、最も苦戦したという「Get the fuck out!(出ていけ!)」編を実演した。カーバーがオフィスで仕事をしていると、同性の後輩から「先輩好きです!」と突然告白され、思わずののしってしまうミニコント。何10回もテイクを重ねたといい、こわばった表情のカーバーは「やればやるほど気持ち悪い。(後輩役の)彼の演技がすごくうまいから、僕のリアクションもリアル。何で仕事中のオフィスで……本当にイヤだ!」と語った。
「ジャッキー・コーガン」は、4月26日から全国公開。カーバーによる「正しい罵り方講座」全7編は、ニコニコ動画の「ジャッキー・コーガン」オフィシャルチャンネルで4月19日から配信開始。