「相棒シリーズ X DAY」早くも動員60万人突破!「米沢守の事件簿」対比200%
2013年4月4日 19:22
[映画.com ニュース]「相棒」シリーズの劇場版第4弾「相棒シリーズ X DAY」の大ヒット御礼舞台挨拶が4月4日、東京・新宿バルト9で行われた。3月23日に全国198スクリーンで封切られ、現在までに観客動員60万人を突破。配給の東映によれば、「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」(2009年3月28日公開)対比200%の成績だといい「このままゴールデンウォークまで邁進したい」(宣伝スタッフ)と鼻息が荒かった。
舞台挨拶には本作で新たな相棒としてタッグを組んだ田中圭と川原和久をはじめ、共演する大谷亮介、山中崇史、神保悟志、小野了、メガホンをとった橋本一監督が登壇。田中&川原のコンビは公開前後にかけて、全国各地で舞台挨拶に立ち「たぶん今日で20数回目。今日で最後かと思うと残念なような、もうそろそろいいかなというか……」(田中)、「正確にはたぶん25回目だと思います。田中君と仲が深まり過ぎるのも良くないので、一線を引いています」(川原)と相棒ぶりもすっかり板についた様子だ。
それだけに「ぜひ、また川原さんと相棒を組めれば。そのためにも、この映画にもっともっとヒットしてもらわないと」(田中)、「まだ何の“辞令”も出ていませんが、多くの応援があれば、また面白い形で皆さんの前に登場できるはず」(川原)と新たな展開に期待を寄せていた。
「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」の公開も控える橋本監督は、「60万人という数字は正直、実感がわかないが本当に幸せ。これだから映画はやめられない」と感激しきり。自ら客席のファンに感想を聞き出す場面もあった。ただ、約3カ月ぶりに再会した現在3歳の子どもから「パパ、もうどこにも行かないで」と言われたそうで、「涙が止まらなくなっちゃった」と売れっ子ぶりに複雑な表情だった。