天才子役クワベンジャネ・ウォレスちゃん、将来は「歯医者さんになりたい」
2013年3月28日 21:45

[映画.com ニュース] 「ハッシュパピー バスタブ島の少女」で第85回アカデミー賞主演女優賞に史上最年少でノミネートされたクワベンジャネ・ウォレスちゃんが3月28日、第5回沖縄国際映画祭のコンペティションPeace部門の公式上映で舞台挨拶に立った。
社会から隔絶された「バスタブ」と呼ばれる小さなコミュニティーで暮らす少女ハッシュパピーが、重病の父親と沈みゆく「バスタブ」を救うために奮闘する姿を描き出す。新鋭ベン・ザイトリン監督によるインディペンデント作品ながらも、サンダンス映画祭やカンヌ映画祭で絶賛され、第85回アカデミー賞では主演女優賞をはじめ主要4部門でノミネートを果たした。
現在9歳のクワベンジャネちゃんは、日本の印象を「アメリカとは違うけど気に入ったわ。沖縄はとてもキレイ」と満喫中。昨日は芦田愛菜ちゃんとともに舞台挨拶に登壇し、「私の1歳下でとても優しい子。友だちになれてうれしい」と喜んでいた。
撮影当時6歳だったクワベンジャネちゃんは、ザイトリン監督を「お兄ちゃんのような存在。たまにイラっときちゃうけどね。撮影中は私が監督を“ビッグバディ”、監督が私を“リトルバディ”と呼んでいたけど、私の背が伸びたから今は名前が逆転したの」と仲睦まじげ。ビヨンセやオプラ・ウィンフリーらスーパースターに演技を絶賛され「ショッキング。自分が特別なものになった気がする」と照れ笑い。MCから「天才!」と呼ばれたが、「天才だとは思わないけど、あなたがそう思うなら」と余裕の表情だった。さらに、「将来は歯医者さんになりたい。女優業をあきらめるつもりはないけど」と意外な夢を明かすと、会場からは温かい拍手が送られた。
第5回沖縄国際映画祭は、30日まで開催。「ハッシュパピー バスタブ島の少女」は、4月20日から全国で公開。
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