上川隆也初主演作の主題歌、泉沙世子の3rdシングルに決定
2013年3月24日 10:20
[映画.com ニュース] シンガーソングライターの泉沙世子が、上川隆也の初主演作「二流小説家 シリアリスト」の主題歌に、3枚目のシングル「手紙」を提供することが決定した。
泉は、2012年に映画「カラスの親指」のイメージソングに起用された「スクランブル」でCDデビュー。セカンドシングル「境界線」は、橋本愛主演作「さよならドビュッシー」の主題歌に起用された。今回の「手紙」で、新人としては異例の3曲連続映画タイアップを果たす。同楽曲は、6月12日に発売。
話題作とタイアップを重ねてきた泉は、「たくさんの人の努力の結晶である映画の主題歌を歌うというのはとても大きなことだと思います。だけど気張りすぎず、素直に心を揺さぶられた感覚を音楽で表せたらいいな」と意欲たっぷり。そして、「日常と非日常を行ったり来たりするような緊張感に、終わるまで目が離せませんでした。その中で感じた心をえぐられるような気持ちをこの歌『手紙』で表現したいと思いました。早くみなさんに聞いていただきたい」と自信をのぞかせている。
原作は、米作家デイビッド・ゴードン氏が2010年に発表したミステリー小説。11、12年の「このミステリーがすごい!」「ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」の海外編で、史上初となるミステリーランキングの3冠を制した。本作は、猪崎宣昭監督のメガホンで、舞台を日本に置き換え映画化。上川をはじめ片瀬那奈、平山あや、高橋惠子、小池里奈、伊武雅刀、武田真治らが出演している。
「二流小説家 シリアリスト」は、6月15日から全国で公開。