広末涼子「きっとほれ直す」夫を演じる稲垣吾郎にウットリ
2013年3月24日 19:49

[映画.com ニュース]新津きよみ氏の小説を映画化した「桜、ふたたびの加奈子」のプレミア上映イベントが3月24日、東京・新宿ピカデリーで行われ、娘を亡くした夫婦役で共演する広末涼子と稲垣吾郎が舞台挨拶に立った。広末は「きっと皆さん、ほれ直すと思います。妻を包み込むような寛容さを、フラットで自然体に演じていて、いい意味で稲垣吾郎を捨てている」と夫役の稲垣にウットリ。「とても新鮮で、稲垣さんの新境地だと思います」と太鼓判を押していた。
幼い娘・加奈子を事故で亡くした悲しみから、その生まれ変わりに会いたいという願望にとらわれる妻の容子(広末)と、そんな妻を救い出したいと願いながら、いら立ちを隠しきれない夫の信樹(稲垣)の葛藤を描く。広末は「ご覧になる間は、つらく悲しい思いをされると思うが、最後の最後には小さな奇跡と、未来への一歩を感じ取ってもらえるはず」とアピールした。
一方、稲垣は「最近は変わった役が多かったので、地に足がついた普通の男を演じるのは新鮮」だといい、「容子は役に入り込めば、入り込むほどつらくなる役柄なので、広末さんがどんな演技をしても、こちらが打ち返せるように意識した。演技のキャッチボールのようだった」と共演を振り返った。
舞台挨拶には、容子が加奈子の生まれ変わりだと信じる子どもを宿す女子高校生・正美を演じる福田麻由子、正美を見つめる高校生・直也役の高田翔(ジャニーズJr.)、登場人物全ての接点になる古本屋の店主に扮した江波杏子、メガホンをとった栗村実監督が登壇。栗村監督は「とても暗く重い内容なので、皆さん驚かれるかもしれませんが、広末さんと稲垣さんが一緒にこの暗い道を歩いてくれるので、きっと遠くに美しい朝焼けが見えると思います」と詩的な表現で、本作への自信をのぞかせていた。
「桜、ふたたびの加奈子」は4月6日から全国で公開。
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