オスカー監督アン・リー、テレビドラマで初メガホン
2013年3月17日 08:20

[映画.com ニュース] オスカー監督のアン・リーが、米FXネットワークの新作ドラマ「Tyrant(原題)」のパイロット版で、初めてテレビドラマのメガホンをとることが決まった。リー監督にとって、2月に行われた第85回アカデミー賞で2度目の監督賞を受賞した「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」以降、最初の作品となる。
同作は、混乱を極める中東の国の仕組みに巻き込まれていく、謙虚なアメリカ人家庭を描くドラマ。テレビシリーズ「HOMELAND」のハワード・ゴードンとギデオン・ラフ、「シックス・フィート・アンダー」のクレイグ・ライトが集まった制作総指揮陣に、リー監督も加わる。ラフが脚本を担当したパイロット版の制作は、ゴードンの制作会社チークウッド・レーンが手がけ、今夏に開始する予定。実績のあるプロデューサーの企画にリー監督が参加することで、シリーズ化は確実と見られている。
リー監督は、「グリーン・デスティニー」(2000)でアカデミー賞外国語映画賞を獲得し、05年の「ブロークバック・マウンテン」で同監督賞をアジア人で初めて受賞。「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」(12)で2度目の監督賞受賞を果たした。

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
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