来日中のアーノルド・シュワルツェネッガー、石原伸晃環境相と会談
2013年2月22日 15:20

[映画.com ニュース] 米俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが2月22日、東京・霞ヶ関の環境省で石原伸晃環境相と会談した。現在、俳優復帰を果たした主演作「ラストスタンド」のプロモーションを行うため日本に滞在中。かねて環境問題に取り組むシュワルツェネッガーの強い希望で、急きょ実現した対談は約20分におよび、日本と世界の環境問題に関する意見が交わされた。
シュワルツェネッガーは、「日本は環境問題の分野で長年、世界のリーダーシップをとってきた国。我々も大いに刺激されており、特にカリフォルニアでの温室ガス対策や太陽エネルギー開発では、多くの面で参考にさせていただいた」とコメント。「真の意味で環境問題を解決するには政府ではなく、都市や県といった地域レベルで取り組み、何より一般の人々に関心を持ってもらうことが大切」と石原大臣に協力を求めた。
一方、会談終了後に取材に応じた石原大臣は「話題は環境問題一色。映画の話はほとんどなくて驚いた(笑)。彼自身が立ち上げたNGOへの参加を求められたり、かなり実務レベルで話が進んだ」。シュワルツェネッガーとは初対面だといい、「何て呼べばいいか尋ねたら『アーノルドと呼んでください』と気さくに言ってくださった。もっと身長が高い方だと思っていたが、実際はそこまで高くなかった。やはり映画の中では、大きく見えるものなんですね」と感想を語っていた。
現在65歳のシュワルツェネッガーは2003~11年、カリフォルニア州知事として2期7年の任期を務めた。在任中の10年9月に来日した際は、日本の新幹線を視察したほか、伸晃氏の父で当時の東京都知事・石原慎太郎氏と会談している。
21日に都内で行われた記者会見では、映画のPRに加えて「知事時代の経験を生かして、環境問題をはじめ、就職支援や地域経済の活性化にも取り組みたい」と俳優業以外の幅広い活動を示唆していた。映画はシュワルツェネッガー演じる年老いた保安官が、仲間と力を合わせて最後の砦(ラストスタンド)として、国境突破の逃亡をたくらむ犯罪組織に立ち向かうアクション大作。4月27日から全国で公開される。
(C)2012 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge