10年ぶり来日のシュワちゃん、吉田沙保里を熱烈ハグ!ハリウッド進出も提案
2013年2月21日 11:46

[映画.com ニュース]米俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが2月21日、都内で主演復帰作「ラストスタンド」の来日記者会見を行った。元カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガーが、俳優として来日するのは「ターミネーター3」のプロモーション以来約10年ぶり。「日本のファンほど忠実ですばらしい存在はいない。“I’ll be back”の約束通り、戻ってこられてうれしいよ」と再来日の喜びを語った。
会見には女子レスリングの吉田沙保里選手が駆けつけ「小さな頃から大ファンだったシュワちゃんにお会いできて光栄。ドキドキしています」と挨拶し、日本の兜(かぶと)を手渡した。これに対し、シュワルツェネッガーは「光栄なのはこちら。私も吉田さんの活躍は存じ上げている。ひとりの人間がオリンピックで3連覇するなんて、ありえないこと。金メダル以上に、人々に勇気と感動を与えたことがすばらしい」とたたえ、「ぜひハリウッドに来て、アクションヒロインになってほしい」と熱烈ハグ。吉田も「ぜひ、弟子にしてください!」とハリウッド進出に前向きな姿勢を見せていた。
シュワルツェネッガー演じる主人公・オーウェンズは、心に傷を抱えたロス市警の元敏腕刑事で、今は保安官としてメキシコとの国境に近い田舎町で働いているという設定。ある日、町に凶悪武装集団が逃げ込んでくると知った彼は、博物館に眠る第二次世界大戦中の武器を手に、戦闘経験がない部下や銃器オタクといった個性的な仲間たちを率いて、最後の砦(ラストスタンド)として立ち上がる決意をする。
復帰作に本作を選んだ理由を「銃撃戦にカーチェイス、ド派手なスタントなど伝統的なアクション映画の要素がそろっているから。それに登場人物の個性もすばらしい」と説明し、「今回は心も身体も傷ついた、年老いた保安官。仲間と力を合わせて戦う姿は、今まで演じたキャラクターとはまったく違う」と脱“孤高のヒーロー”の新境地をアピール。また、メガホンをとった韓国のキム・ジウン監督(「グッド・バッド・ウィアード」「悪魔を見た」)を「あらゆるジャンルのこなせる、トップレベルの監督」と絶賛していた。
今後の活動にも触れ「エコ問題や就職支援、経済の活性化にも取り組みたい。知事時代の経験は俳優としても、人間としても大きな影響を与えてくれた。いかに苦しんでいる人たちが多いか目の当たりにしたから」と語り、決めゼリフである“I’ll be back”で会見を締めくくった。シュワルツェネッガーは20日夜に、羽田空港着のプライベート機で来日。関係者によると、出迎えた約300人のファンに握手やサインで応えていたという。
「ラストスタンド」は、4月27日から全国で公開。
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