ジョン・ル・カレ最新作をE・マクレガー×R・ファインズ×M・ミケルセンで映画化
2013年2月11日 11:30

[映画.com ニュース] スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの最新作「われらが背きし者」を、ユアン・マクレガー主演で映画化する「Our Kind of Traitor(原題)」で、レイフ・ファインズとマッツ・ミケルセンが出演交渉の最終段階に入っていると、英Screen Dailyが報じた。
同作は、人生を変えようと季節外れのカリブ海にバカンスで訪れたイギリス人カップルが、疑惑と欲望がひしめく取引に巻き込まれ、ロシアのマフィアとイギリスの諜報局との間で板ばさみになっていく姿を描く。
マクレガーはイギリス人カップルの男性役で、ミケルセンがロシアのマネーロンダリング業者、ファインズがイギリス政府のフィクサーを演じるようだ。マクレガーの相手役には、ジェシカ・チャスティンの“登板”が噂されていたが契約に至らなかったようで、現在のところ未定。
「ドライヴ」「スノーホワイト」のホセイン・アミニが脚本を担当し、2011年に長編デビューしたばかりのジャスティン・カーゼル監督がメガホンをとる。プロデューサーは、サイモン・コーンウェル、スティーブン・コーンウェル、アンドレア・カルダーウッド、ゲイル・イーガン。今年夏からモスクワ、マラケシュ、パリ、ロンドン、スイスで撮影が行われる予定だ。
ル・カレの著書は映画化が相次いでおり、ゲイリー・オールドマンが主演した「裏切りのサーカス」(2011)の続編で、スマイリー3部作最終章「スマイリーと仲間たち」の映画化企画は、2014年の撮影を目指しているようだ。また、アントン・コービン監督がメガホンをとった「A Most Wanted Man(原題)」は現在ポストプロダクションが行われている。
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