吉瀬美智子&黒木華、“大人の男”佐藤浩市の魅力にメロメロ
2013年2月6日 20:43
[映画.com ニュース]成島出監督の最新作「草原の椅子」の完成披露試写会が2月6日、都内で行われ、主演の佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子、小池栄子、黒木華、成島監督が舞台挨拶に出席。主題歌を担当した「GLAY」も登壇し、約3000人の観客の前で本作のために書き下ろした「真昼の月の静けさに」を熱唱した。
宮本輝氏の同名小説を、「八日目の蝉」で日本アカデミー賞の主要賞を総なめにした成島監督が映画化。50歳を過ぎて親友と呼べる関係になった2人の男性と、過去を抱えて生きる女性、親の育児放棄で心を閉ざした少年の4人が、世界最後の桃源郷と言われるパキスタン・フンザへ旅立ち、新たな一歩を踏み出していくさまを描く。
この日はGLAYのファンの姿が多く見られ、佐藤は「演奏が終わったら半分くらい帰っちゃうんじゃないかと心配です」と苦笑い。それでも「みなさん、我々と一緒にフンザへの旅をお楽しみください」と呼びかけた。TERUにとっては、完成した映画を見てから同曲を歌うは初めてとなり、「見せてもらってから歌うのは違いますね」とボルテージが上がった様子だ。映画についても「世知辛い世の中ですが、そんな時代に優しい愛を伝えてくれる作品です」と感想を口にした。
TAKUROも「日本人がなくしてしまったもの、これから必要なものを強く感じました」と語り、「いち音楽スタッフとしていい仕事ができたと自負しています」と楽曲への自信をのぞかせた。ちなみに、TAKUROは「ほとんどの作品を見ている」というほどの佐藤のファン。佐藤の「優しいんだけど強い」という主題歌に対する感想に「光栄です」と笑みを浮かべた。
西村は、自らが演じた富樫という男について「他人事だと思うな! 富樫はほかならぬあなたです」と絶叫したかと思えば、撮影で訪れたフンザの魅力を熱く説いた。吉瀬は、佐藤との共演について「パキスタンに行ってからは、ヒゲも伸びてワイルドで格好よかったです。40代から50代の方は虜になると思います」とぞっこんだった。
佐藤の娘役を演じた黒木は、「佐藤さんの演技をこんなに近くで見られて撮影が毎日楽しかったです。こんな素敵なお父さんだったらいいなと思いました」と大人の男の魅力にメロメロ。佐藤は手放しの称賛に「酒を飲んだ姿は見習わないように!」と照れることしきりだった。
「草原の椅子」は、2月23日から全国で公開。
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