マーティン・スコセッシ監督、ようやく遠藤周作「沈黙」に着手か?
2013年1月23日 11:15

[映画.com ニュース] 複数のプロジェクトを抱えるマーティン・スコセッシ監督の次回作が、長年温めている遠藤周作の長編小説「沈黙」の映画化になると、米Deadlineが報じた。
本来なら、1997年の「クンドゥン」のあとに「沈黙」の撮影に入る予定だったというから、すでに10年以上経過している。昨年8月には、「沈黙」のプロデュースを手がける製作会社チェッキ・ゴーリ・ピクチャーズから、製作遅延で訴えられるという局面もあった。
Deadlineによれば、スコセッシ監督はこのほどレオナルド・ディカプリオと組んだ最新作「The Wolf of Wall Street(原題)」をクランクアップ。続いて、複数あるプロジェクトのうち、ロバート・デ・ニーロと再タッグを組むギャング映画「The Irishman(原題)」の脚本の読み合わせを行ったという。
しかし、スコセッシ監督サイドは次回作が「The Irishman」ではなく「沈黙」だと強調しているといい、14年半ばのクランクインを目指して、俳優のオーディションも始めているという。なお、スコセッシ監督が長年温めている企画にはもう1本、フランク・シナトラの伝記映画がある。
「沈黙」は、キリシタン禁制が敷かれた17世紀の日本を舞台に、ポルトガル人司祭の苦悩を描いた遠藤の代表作。当初はダニエル・デイ=ルイス、ベニチオ・デル・トロ、ガエル・ガルシア・ベルナルらが司祭役で主演すると報じられていた。
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