「ジャンゴ 繋がれざる者」のアクション人形が論争の的に
2013年1月22日 16:16
[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督がメガホンをとった「ジャンゴ 繋がれざる者」のアクション人形が、アメリカで物議を醸していると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
同作を配給するワインスタイン・カンパニーは、これまでのタランティーノ作品同様、「ジャンゴ 繋がれざる者」のアクション人形を作成。ジェイミー・フォックス演じるジャンゴや、クリストフ・ワルツが扮する賞金稼ぎキング・シュルツ、レオナルド・ディカプリオ演じる農園主のカルビン・キャンディを、忠実に再現している。
同作はマカロニ・ウエスタンのスタイルを踏襲した娯楽映画ながら、奴隷制度を題材としているだけに、玩具化に関してはやり過ぎとの批判が殺到。各市民団体から奴隷制度を軽視しているとの批判が寄せられたことを受け、ワインスタイン・カンパニーは急きょ販売を取りやめることにしたという。