デス・スターの実現を要望するオンライン嘆願書にホワイトハウスが返答
2013年1月16日 16:00

[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ」シリーズに登場する架空の宇宙要塞デス・スターを実現してほしいという一般市民の嘆願書に、ホワイトハウスが正式に返答したとハリウッド・レポーター紙が報じた。
ホワイトハウスはオバマ政権になってから、We the Peopleというオンライン嘆願プログラムを開始。市民の声を積極的に政策に取り入れるための試みで、2万5000人以上の署名を集めた嘆願書については、ホワイトハウス側が正式に返答すると約束していた。デス・スターの実現の要望もWe the Peopleに寄せられたもので、いまから予算を確保し、2016年に建設を開始してほしいという嘆願書には、すでに3万4000人以上が署名をしていた。
これに対し、先日、ホワイトハウスの米国行政管理予算局の科学・宇宙担当のポール・ショークロス氏が正式に返答。オバマ政権は雇用の創出と強い国防という目的には共感するものの、デス・スターの建築の予定はないときっぱり。その理由として、以下の3点を挙げた。
2.アメリカ政府は惑星破壊を支持しておりません。
3.デス・スターには、1人乗りの宇宙船によってつけいることができる根本的な欠陥があります。
ショークロス氏は、架空の宇宙要塞の実現の可能性についてまじめに答えた上に、宇宙開発におけるオバマ政権の成果を述べている。さらに、署名を寄せた人の大多数が若者であることを踏まえたうえで、「あなたが科学やテクノロジー、工学や数学に関する分野を志すのであれば、フォースの共にあらんことを!」と締めくくっている。
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