阿部寛、新作「つやのよる」で11キロ減量 目標は江頭2:50!
2012年12月23日 13:30

[映画.com ニュース] 映画「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」主演の阿部寛と行定勲監督が12月22日、早稲田大学を訪問。恋愛学の権威である同校の森川友義教授、同校で映画人育成に務める安藤紘平教授とともに学生600人の前で愛についてのトークイベントを行った。
井上荒野氏の小説を実写化した本作。愛に奔放な妻・艶(つや)が最期を迎えようとする中で、夫の松生は艶がこれまでに関係した男たちに連絡を取るが、そのことによって少なからず人生に影響をもたらされていく6人の女たちの姿が描き出される。
今年公開の「テルマエロマエ」では筋骨隆々の半裸姿を披露したが、その後、撮影された本作のために11キロもの減量を実行した。「台本を読むと『自転車をこいでやせ細っていく』とあって、監督にお会いしたときに『何キロやせたらいいですか?』と話をして11キロやせることにしました。目標にしたのは江頭さん(笑)。その後のドラマのときも戻らなくて『何であんなにやせてるんだ?』って言われていました」と苦笑交じりに告白し、笑いを誘った。
恋愛の権威・森川教授は劇中の艶や松生について「科学的に」(森川教授)分析した結果を発表。劇中、ハッキリと描かれることのない艶という女性について「男性遍歴が多いということは見かけがよい。恋を求め中毒になっているので脳内伝達物質のドーパミンが多いアウトドア派。性欲が強いので男性ホルモンが多い」と3点を推測する。これに対し数多くの恋愛映画を世に送り出してきた行定監督は「僕はあまり美人ではないと思ってます。歴史的にも“悪女”というのは決して美人ではないことが多い。美人じゃないけどなぜかひかれるタイプだと思う」と異議。すかさず森川教授が「短時間で男をひきつけるにはある程度の見ばえが必要」と再反論するなど、熱い恋愛講義が繰り広げられた。
松生に関しても森川教授は「ドーパミンの量は艶が90点なら松生は60点。(艶と松生の)夫婦間はセックスレスで、松生は若いときの恋愛経験があまりない」とピシャリと断定。阿部は「松生があれだけ艶にこだわるのは、妻子を捨ててまで彼女に打ち込んだからには投げ出せないという意地があるのかもしれない」と語り、男女の関係についても「相手が逃げると追いかけるものだけど、いつも一緒だと安心してしまうところがある」と持論を展開する。さらに劇中のあるシーンで松生が弱々しく逃げ出すことに触れ「1回、逃げてみるのもいい経験かもしれません(笑)。意外とためになるかもしれない」と含蓄のある言葉を学生たちに送った。
「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」は2013年1月26日より公開。
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