井浦新、写真展初日に感慨 さらなる高み目指す
2012年12月22日 20:30

[映画.com ニュース] 俳優・井浦新の初となる写真展「空は暁、黄昏れ展」が12月22日、神奈川・箱根の彫刻の森美術館で始まった。自然、文化、歴史、風土、美術という5つのテーマを軸に、井浦が独自の世界観で撮影した60点が展示されている。多くのファンが駆けつけたこの日、井浦は“即席写真撮影会”にも笑顔で応じ、ひとりひとりに丁寧に挨拶していた。
今回の個展は、同美術館の2013年度カレンダーを井浦が手がけたことをきっかけに実現。準備期間は約1年半におよび、映画の撮影などが入っていない日は箱根に通い詰めたという。展示スペースの床一面にタイル4000枚を貼り付けた大作「黄昏富士」をはじめ、日本の美しさ、原風景を空間全体で体感できるように構成されており、“恩師”である故若松孝二監督の世界観とも相通ずるものがあった。
また、2階スペースでは巨大スクリーンを設置し、映像作品を上映。イスだけでなくハンモックやテントも置かれ、思い思いのスタイルで映像を楽しむことができる。井浦は前日までの約2週間、箱根に滞在し最終的な準備に取りかかったそうで「最後の方は2階のテントに泊り込んでいました」と笑う。さらに、「初めての個展ですが『知っているぞ、この感覚』という状況がいくつもありました。学芸員の方をはじめとするチームと毎日顔を合わせ、日に日に一体感が出てきて“家族”になっていけた。映画の現場での経験が生かせました」と充実した面持ちを浮かべる。
関係者への謝意も忘れず、「ひとりじゃ形にできませんでした。サポートしてくれるさまざまな方のおかげです。映画も一緒ですから。畑が違っても同じなんだな……と気づかせてもらいましたし、本当に勉強になりました。これからも努力を続けていきたい」と穏やかな口調で語る。そして「形を変えて、また作品展はやっていきたいですね」と力を込めた。
井浦の1年半を追いかけたドキュメンタリー番組「document 井浦新 暁時、黄昏れ」が12月23日、正午からBSフジで放送される。写真展「空は暁、黄昏れ展」は、2013年3月3日まで同館で開催。
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