日本俳優と海外製作者を結ぶ情報サイトがオープン
2012年12月21日 23:10
[映画.com ニュース]日本の俳優やクリエイターが、世界で活躍するチャンスを広げることを目的とした情報サイト「アクト・イレブン」(http://act11.net)が、12月11日にオープンした。運営は、北米で企画・製作・配給を行うイレブンアーツと、日本支社のイレブンアーツ・ジャパンが行う。
同サイトでは、日本の俳優・クリエイターが自身のプロフィールを日本語と英語で登録する。登録者のデータベースは、主に海外のプロデューサー、キャスティングディレクター、監督、エージェントカンパニーが閲覧し、キャスティングの際に有効活用してもらう。登録者は、他の登録者のプロフィールを見ることはできず、登録者同士の情報交換機能などもない。あくまで日本の俳優・クリエイターと海外の製作者のネットワーク構築に主眼を置いているのが特徴だ。また、プロフィール情報を閲覧できるのは、イレブンアーツが審査、契約した会社・個人に限っている(ID・パスワードを発行)。
さらに、登録者にはイレブンアーツ・ジャパンが実施するワークショップの情報や、海外のオーディション情報、日本のキャスティング情報、ジョブ支援情報などを提供する。登録費用は一切無料。
イレブンアーツは北米で「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズや「武士の一分」などを配給。その日本支社であるイレブンアーツ・ジャパンは昨年11月に設立され、「チャップリン・ザ・ルーツ」などを配給した。(文化通信)