DaiGo、引退宣言の真意を説明! 執筆活動などへシフトする意向
2012年12月18日 18:34

[映画.com ニュース]“メンタリスト”としてテレビなどで活躍中のDaiGoが12月18日、米映画「LOOPER ルーパー」のCMオピニオンに就任することになり、都内で会見した。先日発表した“引退宣言”について、改めて「パフォーマーとしての活動を引退し、本を書くなど人々の生活に貢献できる形で活動していきたい」と説明した。
映画は、ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン=レヴィット競演によるタイムトラベルアクション。タイムマシンが発明された未来で、主人公のジョーは30年後の未来から送りこまれる人間の暗殺を請け負っていたが、ある日、未来から送りこまれてきた30年後の自分を殺さなくてはいけないハメになる。
人の心を読むことを職業としているDaiGoだが、本作のラストのオチは「読めなかったです。やられた感が強い」とお手上げ。初挑戦となるCM撮影は、テレビ出演とは勝手が違ったのか「すごく緊張しました」と振り返り、無事に終わったことにホッとした様子だ。作品については、「最後の瞬間まで作りこまれています。考えなくても純粋に楽しめると思いますし、錯覚を使って人をだます職業の僕もだまされました」とその魅力をアピールした。
この日は、何台もの報道陣のカメラが並ぶ前で、新品のフォークをアメ細工のように曲げてみせた。DaiGoは、こうした能力について「必ず理屈がある。心理を操作することで目の錯覚などを引き起こすのがメンタリストの仕事」と説明。さらに、恋人の浮気について「相手が実際の記憶を思い出しているのか(ウソを)想像しているかで目の動きが異なる」など、簡単に見破る方法まで種明かしした。
こうした能力を、より世間に広めて活用していきたいという思いが、先日の引退宣言につながったようだ。「いまやっているパフォーマーとしてだけのメンタリストの活動を引退し、その能力を(世間に)公開しシェアして、見世物ではなく恋愛やビジネスで役立つものにしていきたい。そのために本などを書く活動ができれば」と真意を明かした。
「LOOPER ルーパー」は、2013年1月12日から公開。
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