ジェームズ・キャメロンが「ライフ・オブ・パイ」を語る特別映像を入手
2012年12月12日 11:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞に輝く名匠アン・リー監督が初の3Dに挑んだ「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」から、機材を提供したジェームズ・キャメロンが、リー監督の作り出した圧倒的な映像美に驚嘆の声を送る特別映像が公開された。
「大海原に投げ出された少年が、227日間にわたってどう猛なトラと漂流する」という奇想天外なヤン・マーテルの原作小説を、最先端のデジタル・テクノロジーを駆使し、幻想的な3D映像で描き出す同作について、キャメロンは「アン・リーのような監督が作り出す冒険を映画館で味わえるのは、最高の喜びだと思う。冒頭から不思議な光景で物語に一気に引き込まれ、その旅は驚きと恐怖にあふれ、そして実に美しいんだ。これ以上の作品はない」と絶賛する。
特別映像では、そうした美しく神秘的なシーンの数々や撮影の舞台裏も盛り込まれ、「ぜひ自分の目で確かめてほしい。リー監督は3D映画の概念を崩した。これこそ3D映画のあるべき姿だ」というキャメロンの評価を裏付けていくほか、リー監督自身のインタビューも交える。
リー監督は「『アバター』が作られるよりもずっと前に、3Dで撮影することを考えていた。3Dを使えば、撮影にもうひとつの次元をもたらし、距離に関する知覚を変えることができるかもしれない」と3D映像の可能性に期待していたことを明かしており、「次から次へと信じられない話が続くことが素晴しいと思った」という「パイの物語」の映画化に際しては、「3Dを使えば心に訴えかける作品がつくれると思った」と、3Dでの制作が不可欠であったことを説明している。
「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」は、2013年1月25日から全国公開。
(C)2012 Twentieth Century Fox

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)