銃乱射事件の現場となった映画館、13年1月に再オープン
2012年12月10日 22:00
[映画.com ニュース] 今年7月に銃乱射事件の現場となった映画館が、2013年1月17日に再オープンすることになったと、Deadlineが報じた。
7月20日深夜、米コロラド州オーロラのシネマーク系シネコンのCentury 16で、「ダークナイト・ライジング」の先行上映中に乱射事件が発生。観客12人が死亡、58人が負傷する大惨事となった。
その後、映画館は閉鎖され、この秋にオーロラ市は映画館の処遇をめぐり住民投票を実施。その結果、過半数が映画館の再開を望んだため、シネマークは改装を進めてきた。
シネマークの最高経営責任者とオーロラ市市長は連名で、13年1月17日に同館をCentury Theater XDとして再オープンすると発表。1月18~20日は、無料で映画を公開するという。
ただし、遺族の一部は劇場側が安全対策を怠ったとして、シネマークを訴えている。この裁判は14年5月4日にデンバーで開廷するという。