第13回東京フィルメックスが開幕、コンペ部門の審査委員長はSABU監督
2012年11月23日 17:55

[映画.com ニュース] 今年で13回目を迎える「東京フィルメックス」のオープニングセレモニーが11月23日、東京・有楽町朝日ホールで行われ、アジア圏の新進監督たちの秀作を集めたコンペティション部門9作品を審査するSABU監督(日本/審査委員長、映画監督)、ダン・ファイナウ氏(イスラエル/批評家)、泰早穂子氏(日本/批評家)、バレリ=アンヌ・クリステン氏(フランス/ユニフランス・フィルムズ日本支局長)が出席した。
コンペティション部門には、イスラエルから「514号室」(シャロン・バルズィブ監督)と「エピローグ」(アミール・マノール監督)の2作品を迎えるほか、ナヒード・ゴバディ監督のデビュー作「111人の少女」、ハオ・ジェ監督の新作「ティエダンのラブソング」ら世界各国の力作が集結。また、日本映画は「ふゆの獣」で同映画祭最優秀賞を受賞した内田伸輝監督が、震災後の日本を描いた野心作「おだやかな日常」、高橋泉監督の新作「あたしは世界なんかじゃないから」の2本がエントリーしている。
挨拶に立ったSABU監督は“審査委員長”と紹介されると、「いやあ……」と恐縮しきり。それでも「僕自身、毎年楽しみにしている映画祭。今年はすごい皆さんと一緒に審査するということで、若干怖いですけど(笑)。面白い作品がそろっているので、ぜひ皆さんも一緒に見ましょう」と客席に呼びかけていた。また、オープニングを飾る仏女優イザベル・ユペールの主演作「3人のアンヌ」でメガホンをとるホン・サンス監督も駆けつけ、「見慣れないタイプの映画かもしれませんが、心を開いて自由に楽しんでください」と挨拶した。
東京フィルメックスは2000年のスタート以来、アジアを中心に作家性の強い独創的な作品を上映し、映画ファンの支持を集めている。今年は「映画の未来へ」をスローガンに掲げ、メイン会場となる有楽町朝日ホールを中心に有楽町地区で11月23日~12月2日まで開催。クロージング作品として、バフマン・ゴバディ監督が伊女優モニカ・ベルッチらを迎えてトルコで撮影した「サイの季節」が上映される。
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