「ジャッキー・ブラウン」前章にアイラ・フィッシャー
2012年11月19日 17:40
[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督作「ジャッキー・ブラウン」(1997)の原作の前章にあたる、エルモア・レナードの小説「ザ・スイッチ」を映画化する新作に、アイラ・フィッシャー(「お買いもの中毒な私!」)が参加予定であることがわかった。
「ジャッキー・ブラウン」は、タランティーノ監督が自身のアイドルだったパム・グリアーを主役に迎えて撮った犯罪ドラマ。レナードの小説「ラム・パンチ」が下敷きになっているが、今回はその前編にあたる「ザ・スイッチ」を映画化する。
映画版「スイッチ(原題)」では、「ジャッキー・ブラウン」でサミュエル・L・ジャクソンが演じたオデールと、ロバート・デ・ニーロ演じたルイスの若き日(15年前)が描かれ、刑務所内で出会ったふたりが、出所後に裕福な不動産業者の夫人を誘拐するというストーリーが展開される。オデールをモス・デフ、ルイスをジョン・ホークス、そして誘拐される夫人をジェニファー・アニストンが演じる。
フィッシャーは、「ジャッキー・ブラウン」でブリジット・フォンダが演じたメラニー役で出演するという。「スイッチ(原題)」は新鋭ダン・シェクターが監督・脚本を手がけ、タランティーノ監督は関与しない。