クリストファー・ロイド「バック・トゥ・ザ・フューチャー4」にやる気十分
2012年11月19日 19:30
[映画.com ニュース] 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのエメット・ブラウン博士(ドク)役などで知られる米俳優クリストファー・ロイド(74)が11月19日、都内のホテルで会見した。
映画のフィギュアやグッズなどを扱う「ハリウッド・コレクターズ・ギャラリー」などを運営するスタイルオンビデオが主催のファン交流イベント(11月23~25日)に参加するためで、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」以来、22年ぶりの来日。ロイドは「江戸時代の染物をコレクションしているほど、日本のインテリジェンスや鍛錬には興味をひかれていた。寿司も大好きだよ」とおどけた。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズが今なお根強い人気を誇っていることに関しては「パート1のときに子供だった人が、大人になっても楽しんでいるのは驚き。映画の影響は1カ月くらいのものだが、それが30年たって次の世代に受け継がれている作品に参加できたのは光栄」と感慨深げ。同シリーズの主演マイケル・J・フォックスとは今も年に数回は会っているそうで、「パーキンソン病と闘いながら、その治療費を集める基金の活動もして俳優でいることもあきらめていない。尊敬の念を感じる」と称えた。
40年以上の俳優生活を振り返り、「若い頃は安定していなかったが、いろいろな勉強をして経験を積み俳優として成功することができた。今もセリフを覚える努力はしているよ」と持論を展開。今年夏に日本で公開されたカルト映画「ピラニア リターンズ」でも、熱帯魚の専門家役で怪演を見せるなど現役バリバリで、「あの役も次があれば、ぜひやりたい」と前向きだ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のパート4に関しても、「できるのであれば、もちろんやる。映画のゲームがあって、ドクの声を吹き替えているけれど、そのゲームを今も楽しんでいるくらいだからね」と意欲満々。日本のファンとは初の交流となるが、「年に何回かは(交流イベントに)参加するようにしているが、ファンにインパクトを与えるのは大切なことだと気づいた。日本のファンと融和できるのが楽しみ」と期待を寄せていた。