本田翼「初めてを捧げた」 デビュー作公開に感激
2012年11月17日 19:30

[映画.com ニュース] 華やかなモデル業界の裏にあるドラマを描いた映画「FASHION STORY Model」が、11月17日に公開初日を迎え、主演の本田翼をはじめ、河北麻友子、東野佑美、大島なぎさ、福間文音、カロリナ、池田光咲、中村さやか監督が都内の劇場で舞台挨拶に出席した。
雑誌の専属として活躍中の一線級のモデルたちをキャスティングした本作。駆け出しのモデル・雛子(本田)が憧れの先輩モデルや仲間たちとの日々の中で成長していく姿を描く。
本作で映画デビューを飾った本田は、「まだ演技を始めて間もない3月に撮影した作品で、恥ずかしい気持ちもありますが思い入れもあります」と挨拶。雛子を演じるにあたっては、「素でいることを心がけました。飾らないところは私と似ているので、そういう部分を大切にしました。大好きな先輩モデルさんの前で緊張しているところは素のままです」と笑顔をのぞかせた。
河北は雛子のモデル仲間で、恋と仕事のはざまで揺れるレナを演じたが「映画の中で恋愛や男女の関係があるのは私だけだったのでプレッシャーでした。本当にドキドキしていました」と述懐。役作りの過程で、2人は中村監督と交換日記をしていたそうで、「監督から『雛子の誕生日や家族構成を全部書いてきて』と言われて、それを書いて『これは違うんじゃない?』とか話し合ったりしました」(本田)、「台本には書いてない空白の部分を埋めることが大切だと教えていただき、一緒に作り上げていきました」(河北)と密なコミュニケーションの中で、役柄を固めていったことを明かした。
600人におよぶオーディションの中からキャストを選んだ、中村監督は「ポイントは素直であることと頑張ってくれる子だなと思えるか」と自分なりの基準を明かし、「最高の子たちでした。大好きです!」と感謝の思いを口にした。今作は初メガホンになっただけに思い入れもひとしおで、別の回の舞台挨拶では感極まって泣いてしまったという。この回でも、時おり言葉をつまらせながら「本当にありがとうございます」と何度も繰り返していた。
そんな中村監督の様子に、本田も「私にとっても監督にとってもデビュー作。大切なものになりました。初めてを捧げた映画です」と感激した面持ちで語っていた。
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