ネット席巻したハリケーンの写真は「デイ・アフター・トゥモロー」のものだった
2012年11月2日 13:00

[映画.com ニュース] 10月末、北米を襲ったハリケーン・サンディの被害を伝える写真は、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを通じて世界中にリアルタイムで広まった。
なかでも、多くの映画の舞台となった米ニューヨーク、マンハッタンが半ば水没した様子は「まるでパニック映画のワンシーンのようだ」と話題になったが、実際そのうちの1枚がパニック映画の巨匠ローランド・エメリッヒ監督作「デイ・アフター・トゥモロー」(2004)のスチル写真を加工したものだったことが明らかになった。
その写真は、自由の女神像に約15メートルの大波が襲いかかろうとしているもの。米ハリウッド・レポーターによれば、画像の下にはニューヨークのニュースチャンネル「NY1」のロゴと「ライブカム12:12PM」のテロップが入り、あたかもサンディの猛威を伝えるテレビ画面のキャプチャーのようだが、実際は「デイ・アフター・トゥモロー」のCG画像だったという。

「デイ・アフター・トゥモロー」
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