「HUNTER×HUNTER」初劇場版で川島海荷が少年に&ゆず10年ぶりアニメ主題歌
2012年11月1日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の川島海荷が、冨樫義博氏の人気漫画をアニメ映画化した「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」で、はじめて男子キャラクターの声優に挑戦することがわかった。また音楽グループ「ゆず」が、「ドラえもん のび太とふしぎな風使い」以来、約10年ぶりに、アニメ映画の主題歌を担当することが決定した。
原作は、「幽☆遊☆白書」などで知られる冨樫氏が、1998年から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載している大ヒット冒険漫画。30巻までで累計発行部数6000万部を突破し、11年からは日本テレビ系でテレビアニメが放送されている。連載15周年を迎える13年に、シリーズ初のアニメ映画化が決定し、約10年前に描き上げられたが未公開となっていた幻のネームをもとに、オリジナルストーリーで人気キャラクター、クラピカの過去を描く。
クルタ族の少年クラピカは、世界七大美色のひとつである“緋の眼”を持つため、盗賊集団「幻影旅団」によって一族を皆殺しにされた。一族の生き残りとして復しゅうのためハンターとなり、旅の途中でゴンたちと出会う。ある日、クラピカの目が何者かによって奪われるという事件が発生。ゴンたちは事件の裏に隠された秘密を追う。
川島がアニメ声優を担当するのは、「ガフールの伝説」(10)、テレビアニメ「STAR DRIVER 輝きのタクト」(11)、「モンスター・ホテル」(12)に続き4作品目。今作のキーパーソンとなる、クラピカの親友の少年パイロの声に挑む。川島は、人気シリーズの劇場版第1作の声優に抜てきされ「光栄です!! 男の子役を担当するということは衝撃でした! 未知の世界なので楽しみです。練習をしっかりして、男の子の声に挑みたい」と意気込んだ。アフレコは11月上旬に行われる予定だ。
今回、主題歌に起用された「ゆず」は、13年の第1弾シングル「REASON」を提供する。メンバーの北川悠仁、岩沢厚治に人気プロデューサーの前山田健一を加え、結成以来初となる三者共作で楽曲を制作した。北川は「連載当初から知っていて、今回のオファーを受けて改めて読みなおして制作した」という気合いの入れようで、ふたりは「僕らの曲が映像に乗ることで、少しでも物語を盛り上げることができたらという思いでつくりました。作品の世界観にうまくマッチし、どういう化学反応を起こすのかとても楽しみ」とコメントを寄せている。同楽曲は劇場版の主題歌のほか、12月からテレビアニメ版のエンディングテーマとしても使用される。
「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」は、2013年1月12日から全国で公開。
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