“世界一稼ぐ”米女優クリステン・スチュワート来日「この3年でいろいろあった」
2012年10月24日 19:43
[映画.com ニュース]米女優のクリステン・スチュワートが10月24日、主演作「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」のヒット祈願イベントを東京・新宿の熊野神社で行った。バンパイアと人間の少女の禁断の恋を描いた人気シリーズの最終章後編。スチュワートの来日は2009年3月に同シリーズの第1章「トワイライト 初恋」を引っさげて来日して以来、約3年半ぶり2度目で「日本ほど温かい歓迎を受ける国はありません。とても感謝しています」と抽選で選ばれた幸運なファン300人に挨拶した。
その後、新宿ピカデリーで舞台挨拶に立ち「トワイライトが終わってしまうのは決して喜びではないが、やっと最後まで語り終えることができるのはうれしい。早く皆さんと分かち合いたい」と完成間近だという本編に手応え十分。久しぶりの来日に、「この3年でいろいろありました」とおどける場面もあった。
世界中を席巻した“トワイライト現象”については「人生における感受性豊かな、若い季節を見下すことなく描いたからじゃないかしら。もちろん直感を信じるヒロインと、彼女が体験するすてきなラブストーリーも大きな魅力」と分析。自身の発言が通訳される間、客席に手を振ったり、アイコンタクトを送ったりとファンサービスに励み、“プレゼント大会”では自ら抽選を行い、サイン入りのフィギュアやポスターを当選者に手渡していた。
ステファニー・メイヤーの人気小説を映画化した同シリーズは、これまで第1章から最終章前編「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」の4作品が公開され、世界累計興行収入25億ドル(約2004億円)を突破する大ヒットを記録。美ぼうのバンパイア(ロバート・パティンソン)と恋に落ちる少女ベラを演じたスチュワートも、一躍人気者となり、今年6月に米フォーブス誌が発表した「ハリウッドで最も稼いだ女優ランキング」では、ジュリア・ロバーツ、アンジェリーナ・ジョリーら名だたる女優陣をおさえトップの座に輝いた。
「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」は、12月28日から全国で公開。