阿部寛&村上ショージ「カラスの親指」ヒット祈願で“相方”に感謝
2012年10月13日 21:00
[映画.com ニュース] 俳優・阿部寛の主演作「カラスの親指」の大ヒット祈願イベントが10月13日、東京・新橋の烏森神社で行われ、阿部をはじめ村上ショージ、伊藤匡史監督が出席。“カラス”にちなんで同神社でヒット祈願を行った。
原作は、直木賞作家・道尾秀介氏の同名小説。負けっぱなしの人生を送ってきた“デコボコ”の詐欺師コンビが、転がりこんだ3人の若者とともに、人生の逆転を狙った一世一代の大計画を実行する。阿部、村上がさえない詐欺師を演じ、石原さとみ、能年玲奈、小柳友らが共演している。
阿部と村上は、初共演でコンビの詐欺師役に挑戦。阿部は、相方を演じた村上に「ショージさんとコンビを組めてうれしかった。お笑いの方と一緒にやることがあまりないし、しゃべりのプロですから。自分の穴埋めもしてくれて」と感謝。一方の村上は、「僕が出ることで迷惑かけるんじゃないかと緊張した」と恐縮しきりだった。
今年、芸歴35年を迎えた村上は「(明石家)さんまさんに言わせると『凝縮すると1年』」と笑いを誘いながらも、「(今作への出演は)僕のなかでは一生の宝物。思い出のひとつとして、幸せだなとつくづく思う。35年振り向くと何もなかったけど、阿部さんと共演させていただいて心からありがたい」と喜びをかみしめた。
「カラスの親指」は、11月23日から全国で公開。