AKB48島崎遥香&大場美奈「もっと熱くなってもいい」イマドキ男子にダメ出し?
2012年10月12日 07:00

[映画.com ニュース] 人気アイドルグループ「AKB48」の島崎遥香と大場美奈が、「劇場版 私立バカレア高校」で初の映画出演を果たした。「ジャニーズJr.」の若手メンバーとの共演も話題を集めた同名深夜ドラマの映画化で、「全国公開されることになって驚いています」(島崎)、「ドラマの撮影が終わった矢先に知ったので、『続きがあるんだ』とうれしくなりました。ドラマが放送されていなかった地域のファンの方もたくさんいましたし」(大場)。インタビューでは撮影の裏話や演技への思い、さらに「もっと熱くなってもいい」とイマドキ男子への苦言も飛び出した。
不良だらけの男子高・馬鹿田高校とお嬢さま高校・カトレア学院が合併して誕生した第二カトレア学院(通称バカレア高校)を舞台に、生まれも育ちも正反対の高校生たちが騒動を繰り広げる青春ドラマ。島崎が“最強のお嬢様”にしてバカレア高校の生徒会長であるヒロイン・真行寺文恵を、大場はその親友である同級生の後宮沙耶を演じている。
映画は校舎の改修を理由に、第一カトレア学院に一時移籍したバカレア高校の生徒たちの新たな恋と青春を「クレーンカメラで上から撮影するシーンがあって、映画を撮っているんだなと実感しました」(島崎)という、劇場版ならではのスケールで映像化。劇中には文化祭の出し物である“コスプレカフェ”のシーンもあり、島崎は「メイド服、気に入っています。高校に入った頃には、もうAKB48の活動をしていたので、実際の文化祭に参加したことがありません。だから、文化祭初体験って感じで楽しみながら撮影しました」と大喜びだ。
劇場版でも馬鹿田高校の男子たちは、相変わらずケンカざんまいの日々。それでも「仲間のために、何も考えずに立ち上がる姿は格好いいし、今あんな風に“熱い”男の子ってきっといないですよね。もっと熱くなってもいいと思うんですけど……」(大場)、「うーん、確かにそれはわかるな」(島崎)と森本慎太郎らジャニーズJr.の面々が演じる熱血男子に、羨望のまなざし。文恵と、森本演じる桜木達也との恋模様も波乱の予感で、島崎本人も「文恵は感情をあまり表に出すタイプじゃないから、どっちつかずの態度を取っているようにも見えるかも……。じれったいなと思うけど、照れ隠しなんです」とふたりの関係性にやきもきしているようだ。
ドラマ、そして映画へと成長した「私立バカレア高校」を通して、島崎と大場にも“演じること”への思いが少しずつ芽生え始めている。「基礎的な部分で、滑舌が悪かったり(笑)、演技はまだダメダメ。でもいつか『あの時は本当にダメダメだったな』って振り返ることができるようになれば」(大場)、「私にとっては、誇りをもって大切な作品だと言えるし、それが『バカレア高校』で本当に良かったなって思います」(島崎)と、女優としてのスタートラインをしっかりと心に刻んでいた。
「劇場版 私立バカレア高校」は10月13日から公開。
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