クロエ・モレッツらが語る「ダーク・シャドウ」メイキング映像を入手
2012年10月5日 12:30
[映画.com ニュース] ジョニー・デップが200年ぶりに目を覚ました白塗りのバンパイアに扮し、落ちぶれてしまった一族の復興を目指して騒動を繰り広げる「ダーク・シャドウ」(10月3日ブルーレイ&DVDリリース)から、デップと8度目のタッグを組んだティム・バートン監督やクロエ・モレッツら出演陣が語るメイキング映像を入手した。
同作の美術についてフィーチャーされたこの映像は、ブルーレイ&DVDに収録の特典映像から一部抜粋されたもので、主人公の一族“コリンズ家”の屋敷のセットがどのように作られているかが語られる。
思春期の長女キャロリンを演じたモレッツが、大きな身振りとキュートな表情で「柱の細かい彫刻まで丁寧に作ってあるの。壁の肖像画もすべて手書き」と興奮気味に語るほか、「陰うつだけど美しくて、現実味を感じるセット」(当主エリザベス役のミシェル・ファイファー)、「セットには見えなくて、本物の屋敷の中かと思ったわ」(ヴィクトリア役のベラ・ヒースコート)と、セットのディテールが映し出されながら、キャストからの感嘆のコメントが寄せられていく。
独特の世界観やセットデザインに定評のあるティム・バートン監督は、「たとえセットでも、本物の質感を出すことが大事だ」と細部にまでこだわるセット作りの重要性を強調。「(その方が)俳優たちも作品の世界に入りやすいからね」と理由を挙げている。
「ダーク・シャドウ」は、1960年代後半にカルト的人気を博したTVシリーズの大ファンだったデップが、自ら製作を務めて映画化したファンタジー。エバ・グリーン、ヘレナ・ボナム・カーターら実力派キャストの共演に加え、クリストファー・リー、アリス・クーパーら個性派のカメオ出演も注目だ。
「ダーク・シャドウ」ブルーレイ&DVDは、10月3日リリース。