観月ありさ“人間妖怪”役で「妖怪人間」亀梨と対決!
2012年10月4日 09:29

[映画.com ニュース] 女優の観月ありさが、「映画 妖怪人間ベム」に出演し、本格的な特殊メイクに初挑戦していることがわかった。演じるのは映画版オリジナルのキャラクターで、夫と娘と幸せに暮らす主婦でありながら、過去のある事件に巻き込まれたことで妖怪化してしまうという“人間妖怪”上野小百合役だ。
亀梨和也、杏、鈴木福くんが演じる妖怪人間ベム、ベラ、ベロに臆することのない、強烈なインパクトを放つ妖怪のビジュアルが公開された。ドラマ版「妖怪人間ベム」のファンだという観月は、出演オファーを快諾。特殊メイクに3時間以上を要し、大掛かりなワイヤーアクションにも挑んでおり「上野小百合というオリジナルキャラクターで、元々人間から妖怪になるという少し難しい役どころでしたが、特殊メイクやアクションなど貴重な体験ができ楽しく演じることができました」とコメントを寄せた。
観月扮する小百合は、人間でありながら妖怪の能力を身に宿すという役どころ。家族を脅かす製薬会社への怒りと憎しみにまかせ、圧倒的な力を復讐のために使うことを決意したが、駆使すればするほど妖怪と植物の2つのパワーが体を蝕み、コントロール不可能なまでに増幅されていく。ベムたちが、巨大すぎる力の暴走を食い止めることが出来るのかにも注目が集まる。
亀梨は観月と初共演となったが、「とても良い緊張感の中で撮影させていただきました。現場での佇まいや存在感。さすがだなあと、勉強になりました」と述懐。さらに、「とても気さくに話しかけていただいたり、映画のチームとして最高の時間を作っていただき、そして妖怪姿は哀しくも本当にキレイでした」と語っている。
1968年の人気テレビアニメを実写ドラマ化した「妖怪人間ベム」の映画版。醜い体に正義の心をもち「人間になりたい」と願う妖怪人間のベム、ベラ、ベロは、“名の無い男”との戦いで、人間になるよりも「人間を守って生きていく」ことを選んだ。その後、旅を続ける3人がたどり着いた街で、怪事件が次々と発生する。そのなかで、人間になる新たな方法がベムたちを待ち受ける。
なお、中村橋之助、筒井道隆の出演も決定した。撮影は、8月27日にクランクアップしている。
「映画 妖怪人間ベム」は、12月15日から全国で公開。
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