映画「ツナグ」が快挙!指きり1001人達成でギネス世界記録
2012年10月2日 20:30
[映画.com ニュース] 辻村深月氏のベストセラー小説を映画化した「ツナグ」の特別試写会が10月2日、都内で行われ、主演を務める松坂桃李をはじめ、共演する樹木希林、佐藤隆太、桐谷美玲、平川雄一朗監督が出席。この日は「想いを“ツナグ”小指チェーン」と題し、松坂ら5人と来場したファンを合わせた1001人が小指をつなぐギネス世界記録に挑戦し、成功を果たした。
競技の正式名称は「ロンゲスト・ピンキー・スウェア・チェーン」といい、参加者全員の小指が一本につながった状態が、約1分間維持されればチャレンジ成功となる。当日、英ロンドンからギネス世界記録公式認定員の石川佳織さんが来日し、来場者の正確な人数はもちろん、つながれた小指が離れていないか厳しくチェック。競技が終わった後も、しばらく審査に時間を要し「何ともいえない緊張感ですね」(松坂)。ようやく石川さんから記録達成が告げられると、会場は歓喜に包まれた。
松坂は「ご協力いただき、誠にありがとうございます。記念すべき歴史的な瞬間に立ち会うことができて幸せです」と改めてファンに感謝の意。樹木は挑戦前こそ「これに何の意味があるのかな……」と不服そうな表情だったが、いざ挑戦が成功に終わると大きくバンザイし「ありがとうございます!」と大喜びだった。
映画は吉川英治文学新人賞を受賞した同名ベストセラーを原作に、大切な人を亡くした生者と死者、その二者をもう1度だけ再会させる仲介人“ツナグ”の姿を描く。松坂は主人公の高校生・歩美役で、初めての単独映画主演。樹木扮する祖母アイ子から“ツナグ”を引き継ぐ過程で、さまざまな苦悩と成長を繰り返す等身大の青年を演じた。佐藤と桐谷は、突然離ればなれになった恋人同士を演じている。
「ツナグ」は10月6日から全国で公開。
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