岡田准一&宮崎あおい、毒舌占い師・魚ちゃんの“明察”に苦笑い
2012年10月1日 19:00

[映画.com ニュース] 人気作家・冲方丁の小説を映画化した「天地明察」の大ヒット御礼舞台挨拶が10月1日、都内の劇場で行われ、主演の岡田准一、共演の宮崎あおい、滝田洋二郎監督が登壇した。
2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方の同名小説を、「おくりびと」で第81回アカデミー外国語映画賞を受賞した滝田監督が映画化。江戸時代初期の日本を舞台に、岡田演じる囲碁棋士で天文暦学者の安井算哲(後の渋川春海)が、800年にわたり使われてきた暦の誤りを見抜き、20年以上の歳月をかけて改暦の大事業に挑む姿を描く。中井貴一、松本幸四郎ら豪華キャストが顔をそろえた。
岡田は、「この作品に参加できたことをすごく誇りに思っている。人々の生活のために暦を解き明かし、日本独自の暦を作った実際の人物を演じられて、幸せな時間だった。見た方々の胸に残る、素晴らしい日本映画になっていることを願う」と感慨深げ。また、「監督がフェルメールのようなワンカットを撮りたいと言っていた。光の加減など、“フェルメールカット”がどこにあるか探してみて」と語りかけた。
算哲を支える妻・えん役を演じた宮崎は、「皆さんが高い所で撮影しているときは、ケガのないようにと京都の大好きなごはん屋さんの小芋を揚げたものを差し入れた」など、名シーンの数々を振り返りながら撮影時のエピソードを明かした。滝田監督も、「スタッフも楽しみながら撮っていた。女性はあおいちゃん以外ほとんどいなかったけれど、男の中の世界とは別に、2人が夫婦であり続ける話を撮らないといけないと思っていた」と述懐した。
また、人気占い師の魚ちゃんが登場し、作品にちなみ“もし暦が2日ずれていたら”という設定で、3人の誕生日をもとに占いを敢行。それぞれの運勢は、「大した男ではなく、夢ばっかり見ている。出不精で病院通い。社員ひとりもいない貧乏社長になっているでしょう」(滝田監督)、「やる気が多すぎて口が達者。芸人に向いている」(宮崎)、「ひたすら真面目な方。周りにいつも相談している迷惑な男。悩みが多いから、フリータイムのアルバイトだけの人生になっていたでしょう」(岡田)と辛口に占い、3人は苦笑い。一方で、宮崎を「めっちゃキレイな人。日本一」と絶賛し、岡田を「めちゃくちゃカッコいい。ビビっちゃって目が合わせられない」と照れ、笑いを誘っていた。
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