堺雅人、主演作「鍵泥棒のメソッド」引っさげての兵庫帰郷に喜び
2012年10月1日 18:20

[映画.com ニュース] 俳優の堺雅人が9月30日、兵庫・TOHOシネマズ西宮OSで行われた主演作「鍵泥棒のメソッド」の舞台挨拶に、内田けんじ監督とともに出席。今作の電子前売券「ムビチケ」を取り扱う全国64劇場のなかで、同劇場の販売枚数がトップを記録したことから舞台挨拶が行われた。
堺は、台風のなか同劇場を訪れ「(『ムチビケ』ナンバー1ということは)全国で1番この映画を楽しみにしてくださった場所ということでお伺いして、その言葉に違わぬ温かい雰囲気をいただきました。帰ってから共演者にとても温かい場所だったということを伝えたい」と感激の様子。そして、「実は生まれが兵庫県で、舞子という場所で2歳まで過ごしました。何か機会があれば来たいと思っていましたので、お導きというかご縁というかうれしく思います」と喜びをにじませた。
今作は「運命じゃない人」(2005)、「アフタースクール」(07)の内田監督のメガホンで、売れない役者と伝説の殺し屋が人生が入れ替わってしまってことから巻き起こる騒動を描いたコメディ。堺は、35歳の貧乏役者を演じ「案外素だったりして、いろんな方にヘタなお芝居が絶妙だったと言われる度に、心の柔らかい部分が傷ついたりして」と述懐。そして「売れてない役者ですが、純粋だし楽観的に物事をとらえるし、僕はすごくいい役者だと思っています。売れてないのが致命的ですけど(笑)」と改めて役どころを分析した。
劇中では、堺と香川の一騎打ちもあり「あのシーンはエアガンが不調で、何度かお芝居できないほど本当に痛いこともありました」(堺)と明かした。内田監督は、同シーンの撮影を振り返り「本番で堺さんが突然『てめえ』としがみつくアドリブをして、香川さんが笑いをこらえるのが大変だったと言ってました。あれが唯一のこの映画のアドリブです。あのシーンは面白かったので6回やってもらいました(笑)」と語った
舞台挨拶には、西宮中央商店街のゆるキャラ「ふくみみ福ちゃん」も登場。写真撮影の際に、「ふくみみ福ちゃん」が壇上から転落しそうになるハプニングが発生するが、「(落ちたら)記憶がなくなっちゃうよ」(内田監督)、「僕と福ちゃんが入れ替わるかもしれないね(笑)」(堺)と会場の笑いを誘っていた。
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