井上真央、大分に凱旋し観光特使任命!県民1000人の前で綱引き
2012年10月1日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の井上真央が9月30日、主演映画「綱引いちゃった!」の撮影地となった大分県大分市で、プレミアイベントに出席。井上は、共演の松坂慶子、玉山鉄二、浅芽陽子、西田尚美、ソニン、渡辺直美、犬山イヌコ、中鉢明子、水田伸生監督とともに、春日大社での大ヒット祈願、ガレリア竹町商店街での凱旋パレード、荷揚町小学校・体育館で行われた試写会で舞台挨拶に登壇と、精力的に動き回った。
ガレリア竹町商店街でのパレードには、約1000人のファンが詰めかけた。大分県で行われたイベントでの動員としては、過去最高規模だという。響き渡る手拍子のなか、70メートルのレッドカーペットを練り歩いた井上は「みなさん、ただいまです!」とニッコリ。そして、「天候がちょっと心配でしたが、温かく迎え入れてくれて本当にうれしいです」と感謝を口にした。
イベントには釘宮磐大分市長も登壇し、井上らキャストを大分観光特使に任命。井上は、「この作品は大分市の協力なしにはできなかった。特使になったからには、映画とともに大分を盛り上げたい!」と意欲満々だ。大分ロケで印象に残ったことは、「そぎっちゃところは、ご飯がおいしいところ! “りゅうきゅう”が好きっちゃ」と大分弁を披露し、喝さいを浴びた。玉山は、同商店街のラーメン店に週3日通いつめたそうで、「辛いラーメンと柔らかめのライスがうまいんです」とグルメレポート。中鉢は、「真央ちゃんとソニンちゃんと一緒に行った別府の砂風呂が素晴らしかった」とアピールを忘れなかった。
「舞妓 Haaaan!!!」「なくもんか」の水田監督の最新作となる今作は、実在した女子綱引きチームを題材にした人情喜劇。ちょっと美人でまじめな大分市役所広報課勤務の西川千晶(井上)は、市のPRに躍起になった市長から女子綱引きチーム結成を厳命されてしまう。最初はバラバラだったメンバーが、それぞれの事情を抱えながらも必死の表情で過酷な練習に取り組み、徐々にまとまっていく姿に焦点を当てている。
この日は、重量約780キロのワゴンRと綱引きをするという絵作りが行われたが、女優陣はやすやすと引っ張り貫禄勝ち。井上は、「あれは全然大丈夫でしたね!」と余裕の表情だったが、ロケ中のトレーニングを思い出したのか「撮影がないときでも空気イスみたいなことを地道にやっていました。あの撮影をまたやるとなったら大変ですね」と苦笑いを浮かべた。約400人の子どもたちと父兄の前では、「この作品を見て綱引きをやってくれたらうれしいけれど、綱引きとはいわずとも好きなこと、夢中になっていることに一生懸命になってもらいたいです」と穏やかな表情で語りかけた。
「綱引いちゃった!」は、11月23日から全国で公開。
(C)2012「綱引いちゃった!」製作委員会
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