ジョニー・デップ主演「ローン・レンジャー」撮影、ようやくクランクアップ
2012年9月28日 11:10
「ローン・レンジャー」は、アメリカの往年のラジオドラマ(後にテレビドラマ化)の映画化で、主人公ローン・レンジャーをアーミー・ハマー、相棒トントをデップが演じている。今年2月28日にニューメキシコ州で撮影を開始した同作は、半年以上を経てようやくクランクアップを迎えることになった。
関係者によれば、長期撮影になった最大の原因は、ゴア・バービンスキー監督のスケール感とリアリズムを追求する姿勢によるものだという。「とにかく撮って、撮って、撮りまくる」スタイルだといい、さらに強風やほこりによってセットが破壊されたり、デップが落馬でケガをしたことも撮影の延長につながった。
100日を超えた長期撮影は、「ローン・レンジャー」だけではない。クエンティン・タランティーノ監督の最新作「ジャンゴ 繋がれざる者」は130日、現在撮影中の「マッドマックス」前章は180日を予定しているという。ちなみに、ギネスブックの最長撮影記録は、スタンリー・キューブリック監督の遺作「アイズ・ワイド・シャット」の400日だ。
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