樹木希林、JUJUに興味津々「独身なの?」「おいくつなの?」
2012年9月25日 21:00

[映画.com ニュース] 辻村深月氏のベストセラー小説を映画化した「ツナグ」の特別試写会が9月25日、東京・有楽町の朝日ホールで行われ、主演を務める俳優の松坂桃李と、共演する女優の樹木希林が登壇。人気アーティストのJUJUが、本作の主題歌「ありがとう」をライブで熱唱した。
松坂は「年明けにもJUJUさんは、この会場で別の作品(『麒麟の翼 劇場版・新参者』)の主題歌を歌ってくださった」と感慨しきり。この発言に食いついた樹木は「あら、運命じゃない? ふたりの間に“何か”生まれるんじゃない?」とうれしそうに語り、「JUJUさんって独身なの?」「おいくつくらいの方なの?」と興味津々。JUJUが歌声を披露すると「声がいい、それに歌がうまい」と大絶賛し、「歌がうまいっていうのは財産ですね。それに比べて、私たち役者なんてひとりでは何もできない。音楽は世界共通の“ことのは”ですね」としんみり語った。
映画は死者とのたった1度の再会を仲介する“ツナグ”の姿を描き、主人公の高校生(松坂)が、祖母(樹木)から“ツナグ”の仕事を引き継ぐ過程で経験する、さまざまな苦悩と成長を見つめる。松坂にとっては、初の単独主演作で「参加した全員の愛情がこもった作品。皆さんにお届けできるのはうれしい反面、さみしさも感じる」と感無量だ。
一方、JUJUにとって主題歌「ありがとう」はデビュー当時から約7年間温めてきた楽曲で、「出会えたことにありがとう。好きになってくれてありがとう。そんな感謝を伝えられる人がいることの幸せを歌った」とこちらも思いは格別。今回の主題歌起用を機に、リリースも決定し「この曲が世に出るきっかけを作ってくれた『ツナグ』にありがとうと言いたい」と感謝の意を述べていた。
JUJUが歌う主題歌「ありがとう」は映画の公開に合わせ10月10日(JUJUの日/日本記念日協会認定)にリリース。「ツナグ」は10月6日から全国で公開される。
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