なでしこジャパン&乃木坂46が「ハンガー・ゲーム」を大絶賛
2012年9月20日 21:08
[映画.com ニュース] [映画.com ニュース] 全米で大ヒットを記録したサバイバル・アクション大作「ハンガー・ゲーム」のジャパンプレミアが9月20日、都内の劇場で行われ、“戦う女性”代表として、女子サッカークラブ「INAC神戸レオネッサ」所属で「なでしこジャパン」のメンバーでもある大野忍選手と近賀ゆかり選手、人気アイドルグループ「乃木坂46」の生田絵梨花、生駒里奈、桜井玲香が舞台挨拶に立った。
人気作家スーザン・コリンズの小説を、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「ウィンターズ・ボーン」のジェニファー・ローレンス主演で映画化。文明が崩壊した近未来のアメリカを舞台に、殺し合いのゲーム“ハンガー・ゲーム”に強制参加させられた若者たちの葛藤と成長を、「シービスケット」のゲイリー・ロス監督が壮大なスケールで描く。
ロンドン五輪で日本女子サッカー史上初の銀メダル獲得に貢献し、国内なでしこリーグの強豪INAC神戸レオネッサのキャプテンも務める大野選手は、「主人公カットニスの一生懸命さなど、すべてにおいて好き」と本作を大絶賛。また、日本代表の座をかけてのチームメイトとの厳しい戦いにも重ね合わせ、「(試合には)11人しか出られないので、先輩後輩関係なくバチバチした戦いがいつもグラウンドで行われている」と共感していた。近賀選手も、「命がけで戦う姿がとても格好よかった。INACで言うと主人公は大野選手。キックの正確さがカットニスに似ている。まさしく映画のようにをチーム引っ張る存在」と称えた。
同作の日本語吹き替え版声優オーディションで、ヒロインと心を交わすルー役を勝ち取った生田は、「重要な役どころを演じることができて、光栄でうれしい。映画には本当に心を打たれたし、ロンドン五輪で戦う大野さんと近賀さんにも心打たれた。銀メダルおめでとうございます!」と祝福。生田の応援に駆けつけた生駒と桜井も、両選手が披露した銀メダルの重さに感慨深けだった。
緊張気味の大野選手は、アイドルとの共演に「かわいい。比べてはいけない(笑)。(アイドルには)あこがれはするけど生まれ変わっても遠い」と謙そん。近賀選手も、乃木坂46のメンバーに「本当にかわいくて大人だなと思う。こういう場に慣れている」と感心しきりだった。
「ハンガー・ゲーム」は9月28日から全国公開。