第5回したまちコメディ映画祭が開幕「今こそ笑いが問われている」
2012年9月15日 22:15

[映画.com ニュース] 東京都台東区の浅草と上野をメイン会場に、国内外のコメディ映画を上映する「第5回したまちコメディ映画祭in台東」(9月14~17日)のオープニングイベントが9月15日に行われた。浅草公会堂前オレンジ通りに敷かれた全長70メートルのレッドカーペットには、したコメ総合プロデューサーのいとうせいこう、したコメ応援人の内海桂子ら同映画祭ではおなじみの顔ぶれに加え、期間中上映される作品の出演者やスタッフが人力車に乗って次々登場し、沿道のファンから歓声を浴びていた。
レッドカーペットにはオープニング特別招待作品「TOKYOてやんでぃ」に出演するノゾエ征爾、黒田福美、伊藤克信、千太郎、金原亭世之介、三谷昇、小松政夫、神田裕司監督、「映画『紙兎ロペ』 つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」で声優を務めるLiLiCo、「メンゲキ!」に出演する青柳翔(劇団EXILE)、秋山真太郎(劇団EXILE)、天野浩成、脚本を手がけた小沢一敬(スピードワゴン)、インド映画「ボス その男シヴァージ」でヒロインを演じる女優のシュリヤー・サランらが登場した。
昨年に引き続き「心に元気を!」を映画祭のコンセプトに掲げた。いとう氏は「今こそコメディ、そして笑いが問われている。大きな地震の後で、笑って悲しみを忘れるのではなく、悲しみを忘れずに、ときには笑いを通して心を空(から)にしてもらうことが大切だと思う。これからも面白いことを発信し続け、皆さんと前に進んでいければ」と決意を新たにしていた。
コメディ映画を通じて、東京の下町である浅草&上野の魅力を伝える住民参加型の「第5回したまちコメディ映画祭in台東」は9月14~17日、東京・上野恩賜公園野外ステージ(不忍池水上音楽堂)、浅草公会堂、浅草中映劇場、東京都美術館などで開催される。
同映画祭は毎年、笑いを通して人々に元気を与えたコメディアンらに「コメディ栄誉賞」を贈呈しており、これまでの受賞者に小沢昭一(第1回)、コント55号(第2回)、故谷啓さん(第3回)、伊東四朗(第4回)がいる。今回はコントグループの「ザ・ドリフターズ」が受賞し、17日に不忍池水上音楽堂で行われるクロージングセレモニーに加藤茶、高木ブー、仲本工事が出席する予定だ。
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