「スター★ドラフト会議」天才眼鏡少女ダンサーを主演に抜てき!犬童一心監督の短編公開
2012年9月11日 10:00

[映画.com ニュース] 「のぼうの城」の公開を11月2日に控える犬童一心監督が、日本テレビのバラエティ番組「スター★ドラフト会議」で注目を集めた、天才眼鏡少女ダンサーかりんちゃんを主役に起用したショートムービー「HANABI」が本日から動画サイトavex Channel(http://www.youtube.com/user/avexnetwork)で公開される。
かりんちゃんこと、杉山佳鈴ちゃんは岐阜県在住の小学6年生。「スター★ドラフト会議」で、眼鏡姿の素朴な風ぼうからは想像もつかないキレのあるダンスを披露し、お茶の間をテレビに釘づけに。同番組を見ていた犬童監督がかりんちゃんのダンスにほれ込み、演技経験皆無ながらも主役に抜てきした。
ショートムービー「HANABI」は、moumoonの新曲「儚火」の歌詞の中にある「二人」という言葉から、犬童監督が「父と娘」をテーマにした脚本を執筆した。moumoonのスローバラードに乗せ、両親の離婚のため、夏休みの終わりを待たずに転校しなければいけないことになった主人公の少女かりんが、父親に言葉にならない思いをダンスで伝えるというストーリー。かりんちゃんの瑞々しい初演技と見事なダンス、犬童監督の繊細な映像で思春期の少女の切ない気持ちとはかない夏の思い出を描く。
撮影は8月16~17日の2日間、都内を含む関東数カ所で行われた。かりんちゃんは今回初演技だが、岐阜県在住ということで、しっかりとした演技指導を行う時間が取れず、犬童監督は同作で演じてほしい理由と踊りの意味、重要な踊りのシーンを自分で考えてきてほしいとかりんちゃんに手紙で伝えた。撮影前日、犬童監督の前でかりんちゃんはダンスを披露。ほぼ完璧に監督の要求を理解して、踊りで表現してくれたかりんちゃんにスタッフは驚かされたという。
生誕60周年記念映画「こっぴどい猫」(今泉力哉監督)で好演したモト冬樹が、犬童監督のラブコールを受けかりんの父親役を演じ、かりんの同級生の少年役として、かりんちゃんと同じく「スター★ドラフト会議」出身の木村孝太君が演技に初挑戦している。
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