テレビ朝日が視聴率増戦略、日曜洋画でバラエティ
2012年9月9日 17:15
[映画.com ニュース] テレビ朝日は、「10月編成」は小幅な改編ながら、視聴率アップの戦略を打ち出した。9月5日に発表した。
日曜午後9時「日曜洋画劇場」枠において、今秋から “映画” 編成を中心としながらも、高数字が見込めるバラエティなどのスペシャル企画も投入していく方針とした。また、土曜午後9時「土曜ワイド劇場」を10月から15分枠大し、午後11時6分まで放送する。視聴継続を促進し、プライム帯の視聴率向上を狙う。この枠大により、以降の番組は全曜日午後11時15分スタートにそろった。ほか、新ドラマは「相棒season11」はじめ、引き続き得意の “捜査もの” ドラマをラインナップした。
「日曜洋画劇場」は、45年の歴史を誇る洋画番組のパイオニア。昨秋から10分枠大して強化しているが、今回、洋画大ヒット作の減少傾向や視聴率などを考慮し、映画とバラエティSPの混在放送枠に変更するものと見られる。既にこの枠で、6月17日「池上彰の学べるニュース」(15.2%)、7月1日「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」(18.51%)、9月2日「無人島0円生活3時間SP」(18.3%)を放送、いずれも高視聴率をマークし、映画の平均的な視聴率を上回った。ただ、非映画作品が月1回ペースになるのかどうか、その割合については、平城隆司取締役編成制作局長は「検討中」と話す。
一方、深夜番組では午前1時台を中心に新企画を続々と投入。次のプライム帯をにらむ。月曜「ショナイの話」(知られざる職業の実態を直撃するロケスタイル情報バラエティ)、火曜「ガリガリくりぃむ」(MCくりぃむしちゅー)、水曜「キス濱ラーニング」(Kis-My –Ft2と濱口優)、木曜「大人のバナナ」(MCバナナマン)、土曜「激論!どっちマニア!!」(MC劇団ひとり、土田晃之)、土曜「ナツメ・道楽(仮)」(夏目三久)。
10月連続ドラマは▼水曜午後9時「相棒season11」水谷豊の新相棒に成宮寛貴登場。制作東映。▼木曜午後8時「捜査地図の女」真矢みき、石黒賢、内山理名。制作東映。▼木曜午後9時「ドクターX~女外科医・大門未知子~」米倉涼子と脚本・中園ミホが「ナサケの女」(平均13.9%)に続き再タッグ。他に田中圭、内田有紀が出演。制作ザ・ワークス。▼金曜午後11時15分「匿名探偵」高橋克典、片瀬那奈、三浦理恵子。制作MMJ。
同局は、開局以来初の4月クール平均視聴率4冠を達成するなど好調で、今後は9月11日「W杯サッカーアジア地区最終予選日本×イラク」含む3戦、フィギュアスケートなど大型スポーツも控え、視聴率トップ争いを繰り広げそうだ。
10月編成の改編率は、全日5.19%、G帯12.86%、P帯10.18%。(文化通信)
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