トビー・マグワイア主演、ボビー・フィッシャー伝記映画の監督が決定
2012年8月19日 23:10

[映画.com ニュース] トビー・マグワイア製作・主演で、アメリカ人として唯一チェスの世界チャンピオンとなった伝説のチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの半生を映画化する「Pawn Sacrifice」の監督に、「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィックが決定したと米ハリウッド・レポーターが報じた。
同プロジェクトは約2年前から進行中だが、当初はデビッド・フィンチャー監督がメガホンをとると報じられていた。脚本を「イースタン・プロミス」のスティーブン・ナイトが手がけ、フィッシャーが世界チャンピオンになるまでの姿が描かれる。
米シカゴに生まれたフィッシャーは冷戦下の1972年、ディフェンディングチャンピオンのロシア(当時ソ連邦)のボリス・スパスキーを破ってアメリカ人初の世界チャンピオンとなり、アメリカの英雄と謳われた。伝統的にロシア・東欧勢が強いチェスの世界では、現在にいたるまでアメリカ人の世界チャンピオンはフィッシャーのみだ(現チャンピオンはインド人)。
しかし、その後表舞台から姿を消したフィッシャーは92年、米政府が米国人に対しユーゴにかかわる経済活動を禁止するなか、突然ユーゴに現れて賞金335万ドルをかけてスパスキーと対局し勝利。この行為で米連邦大陪審に起訴されたフィッシャーは再び姿をくらまし、一時は日本に滞在していたこともあった。08年にアイスランドで死去(享年64)するまで反米・反ユダヤの発言を繰り返していたことでも知られるが、フィッシャー自身もユダヤ人の血を引いていた。
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