「FAIRY TAIL」原作者、劇場版封切りに感無量「涙が出そう」
2012年8月18日 13:46

[映画.com ニュース] 人気漫画が原作のテレビアニメを初めて映画化する「劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女」が8月18日、全国73スクリーンで封切られ、東京・新宿ピカデリーで上映後の舞台挨拶が行われた。原作者で、本作の製作段階から全面的にかかわった真島ヒロ氏は「やっと皆さんに届けることができた。昨晩は緊張で一睡もできなかった。涙が出そうです」と感無量の面持ち。初回上映に足を運んだファンと一緒に本編を鑑賞したといい、「ストーリーは知っているはずなのに、やっぱり面白い。すごく熱い映画です! 皆さんにもそう感じてもらえれば」と熱っぽく語りかけた。
原作は「週刊少年マガジン」(講談社刊)で連載中の人気漫画。炎を自在に操る滅竜魔導士のナツや星霊魔導士ルーシィら、不思議な魔法を使う魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の活躍を描く冒険ファンタジーで、映画では“鳳凰石”と呼ばれる不思議な石をめぐる謎と陰謀が繰り広げられる。
舞台挨拶にはナツを演じる声優の柿原徹也をはじめ、ルーシィ役の平野綾、共演する釘宮理恵、中村悠一、大原さやか、遠藤綾、メガホンをとる藤森雅也監督(「おまえうまそうだな」「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」)が出席。柿原は「劇場版はひとつの目標だったので、ようやく公開できてとても光栄。僕自身、とても楽しみにしていた」。平野も「やっとひとつの大きな形になった。これまで培ったものを出せればと頑張った」と公開初日に思いは格別だ。
藤森監督は「冷静になり過ぎず、熱気でいけるところは熱気で押そうと意識した。真島先生の新作書き下ろしを一気に読めるような感覚を大切にした」と述懐。「声優さんの意見を素直に受け入れようという姿勢で、実際、いろいろな意見をいただいた」とシリーズ初参戦の心構えを明かしていた。
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