劇場版「NARUTO」シリーズ最高記録へ好発進　岸本斉史の直筆イラスト公開

(C)岸本斉史 スコット／集英社

［映画.com ニュース］　「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気漫画「NARUTO」の劇場版第9作「ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE」が、公開から17日間で興行収入10億円を超えた。シリーズ最高の記録に向けて好スタートを切り、原作者の岸本斉史氏がファンへの感謝の気持ちを込めた直筆イラストを公開した。

同作は「NARUTO」アニメ化10周年を記念して、岸本氏自身が初めて劇場版アニメの制作に本格参加。企画からオリジナルストーリーの考案、キャラクターデザインまで手がけた意欲作で、自ら「僕にしか描けないNARUTO映画です」と自信を寄せていた。7月28日に全国で封切られると、原作ファンを中心に多くの観客が初日から劇場に足を運び、17日間で興行収入10億円を突破。昨年公開の「劇場版NARUTO ナルト　ブラッド・プリズン」対比で177.1％、一昨年の「劇場版NARUTO ナルト　疾風伝　ザ・ロストタワー」対比で134.8％を記録しており、リピーターも多いことから、9作目にして過去最高の成績を出すことが確実視されている。

これを受けて岸本氏は、「一人でも多くの方々に主人公ナルトの想いを見てもらいたいと思って、皆で全力を尽くして作りましたので、本当にうれしいです。原作の方も今後、大盛り上がりになってきます。皆さんワクワクして待っていてください！」と感謝のコメントを発表。さらに「これからも主人公ナルトを見守ってやって下さい！」とメッセージを添えた直筆イラストも公開した。同イラストは、映画公式サイトに掲載している。