「アメイジング・スパイダーマン2」めぐる監督争奪戦が激化
2012年8月3日 11:45

[映画.com ニュース] 「アメイジング・スパイダーマン」を手がけたマーク・ウェブ監督をめぐり、ソニー・ピクチャーズとフォックス・サーチライトが争奪戦を繰り広げていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
「アメイジング・スパイダーマン」が世界興行収入6億5000万ドルを超えるヒット作となったいま、3部作化を目指すソニーは引き続きウェブ監督に「アメイジング・スパイダーマン2(仮題)」のメガホンをとってもらいたいと願っている。ウェブ監督も続投に前向きながら、フォックス・サーチライトと交わした契約がネックになっているという。
2009年にフォックス・サーチライト作品「(500)日のサマー」を手がけたウェブ監督は、その後、同スタジオの映画作品を1本監督する契約を結んでいた。フォックス・サーチライトでの監督予定作品が暗礁に乗り上げたため、「アメイジング・スパイダーマン」を手がけることができたものの、フォックス・サーチライトは現在、大ヒットメーカーとなったウェブ監督に何としてでも新作映画を撮らせようとしている。
しかし、ソニーとしても、ウェブ監督のアイデアをもとに「アメイジング・スパイダーマン」を作り上げただけに、継続を熱望。クリストファー・ノーラン監督が「バットマン・ビギンズ」から「ダークナイト ライジング」まで3部作すべてを手がけたように、ウェブ監督にも「アメイジング・スパイダーマン」3部作を任せようとしているのだ。
妥協案として考えられるのは、ウェブ監督が「アメイジング・スパイダーマン2(仮題)」を手がける代わりに、フォックス・サーチライトで複数作品を監督する契約を結ぶことだ。「アメイジング・スパイダーマン2(仮題)」の全米公開を2014年5月2日と発表しているだけに、ソニーは急いで交渉をまとめる必要がある。なお、人気脚本家コンビのアレックス・カーツマンとロベルト・オーチは、すでに「アメイジング・スパイダーマン2(仮題)」の脚本に取りかかっている。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
むちゃくちゃすぎておもろい
【この“刺激作”、超オススメ!】“中毒者”爆増中! 世界記録樹立の爆裂ヒット作!!
提供:JCOM株式会社
エグい怖い、そしてむちゃ楽しい――
【ホラー映画史上歴代No.1】まずは映像をごらんください――超人気シリーズ、極限の完結編!!
提供:ワーナー・ブラザース映画
愚か者の身分
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました。3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート