朝ドラ新ヒロインの能年玲奈は天然美少女? クドカンに「“電波”送っていた」
2012年7月26日 16:00

[映画.com ニュース] 来年4月にスタートするNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のヒロインに、デビュー3年目の女優・能年玲奈(のうねん・れな)が決定した。7月26日、東京・渋谷の同局で会見に臨み「昨日いきなり『決まったよ』と聞いて、興奮して鼻息が荒くなってしまった。その勢いで空を飛べるんじゃないかと思った」と独特な言い回しで喜び爆発。人気脚本家・宮藤官九郎がオリジナル脚本を手掛ける話題作で、「以前から宮藤さんの作品に出たいと思っていて、スクリーン越しに宮藤さんに“電波”を送っていたんです」と天然な一面ものぞかせた。
「あまちゃん」は東北・北三陸の小さな田舎町を舞台に、東京の女子高生・天野アキ(能年)が母の故郷で海女と出会い、地元のアイドルになるという成長ストーリー。ヒロインの座を射止めた能年は現在19歳で、松たか子主演の「告白(2010)」で女優デビューした後、数本の映画やドラマに出演。今後も「カラスの親指」(11月23日公開)、「グッモーエビアン!」(12月公開予定)と出演作の公開を控える注目の新進女優だ。今回、朝ドラの“原点回帰”ともいえる大規模なオーディションで、1953人の候補者から大抜てきされ、主人公・アキと同じく“シンデレラストーリー”を歩むことになる。「瑞々しくフレッシュ。それでいて不器用で、内に秘めたエネルギーを持て余している点がアキに似ている。宮藤さん含めて満場一致で決定した」(訓覇圭プロデューサー)。
会見中も終始、興奮を抑えきれない様子の能年は「朝ドラのヒロインには“白”のイメージがあり、迷ったり転んだりしても、ひたむきに立ち上がる必死な姿が印象的。特に印象に残っているのは『カーネーション』の尾野真千子さん」。舞台となる岩手県の印象を聞かれると「まだ行ったことはないが、名前の通り、岩のようにゴツゴツした形をしていて、小さな頃からすごく好きだった。(復興に向かう東北の人たちに)元気とパワーを与えられるヒロインになりたい」。さらに「朝ドラの撮影は過酷だと聞いているが、体は頑丈なので意識を失っても、立っていられるように頑張りたいと思います。(出身地の)兵庫の星になります」と並々ならぬ決意で、意気込みを語った。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」は2013年4月1日から放送(全156回予定)。10月中旬からクランクインし、岩手・久慈市などで撮影が行われる。
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