ギャガ「ローマ法王の休日」、満席の回続出
2012年7月26日 19:00
[映画.com ニュース] 7月21日に公開されたギャガ配給「ローマ法王の休日」が、満席の回続出の大ヒットスタートとなった。全国9館の2日間成績は、21日=観客動員2968人・興行収入374万1000円、22日=動員2754人・興収344万9100円、2日間合計で動員5722人・興収719万100円だった。
メイン館のTOHOシネマズシャンテでは、初回から続々と観客が来場。21日=動員906人・興収115万7700円、22日=動員845人・興収109万9600円、2日間合計=動員1751人・興収225万7300円をあげた。午前中はシニア、40代以上の夫婦を中心に集客し、1回目が満席になると、2回目、3回目のチケットを求める人が続出。2~4回目以降は女性グループや20代後半以上のカップルが増え、それぞれ早いタイミングで満席となり、翌日の日曜日もその勢いは止まらず、1~4回目が満席となった。
同じく同館で昨年1月に公開し、最終興収1億円を突破した「しあわせの雨傘」の初日・2日間の成績と比較すると、動員・興収ともに約105%となっており、映画の日、お盆興行と恵まれた日取りの本作は、興収1億円突破が確実の出足となった。新宿武蔵野館もシャンテ同様、初回から高稼働し、初日の3回目、2日目は2、3回目が満席と高稼働した。
作品内容から新聞や映画誌などからは絶賛の評が多く、7月20日付の日経新聞内「シネマ万華鏡」では、「『英国王のスピーチ』に負けない、新鮮な、堂々たる人間賛歌」と書かれたほか、本格的な夏休み興行に向けて数字の伸びに期待できるような、メインターゲットに直接響く内容の大型パブリシティが続々と露出している。(文化通信)
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