吉川晃司、13年大河で西郷隆盛「こんな無茶ぶりない」
2012年7月19日 16:00

[映画.com ニュース] 綾瀬はるかが主演する2013年度のNHK大河ドラマ「八重の桜」の新キャスト発表会見が7月19日、東京・渋谷の同局で行われた。同志社大を創設した新島襄の妻で、日本初の篤志看護婦として日清戦争、日露戦争に同行した“日本のナイチンゲール”新島八重の波乱に満ちた生涯を描く大河ドラマ52作目。吉川晃司が明治維新第一の功労者である西郷隆盛を演じることになり「こんな無茶ぶりありかよって(笑)。似ているところもないし、どう演じればいいか誰か教えて」。それでも「復興支援の意味もこめて、やらないかと声をかけていただいたので、力になれれば光栄。明治維新は起こるべくして起こったが、今の日本も時勢はそっくり。ドラマが日本を活気づける機会になれば」と意気込みを語った。
この日、新キャストとして会見に出席したのは吉川をはじめ、芦名星(神保修理の妻・雪子役)、白羽ゆり(山川大蔵の妻・山川登勢役)、秋吉久美子(山川兄弟の賢母・山川艶)、小泉孝太郎(徳川慶喜役)、村上弘明(松平春嶽役)、生瀬勝久(勝海舟)、小堺一機(岩倉具視役)、反町隆史(大山巌役)、加藤雅也(板垣退助役)。また、貫地谷しほり(八重の幼なじみ・高木時尾役)、市川実日子(会津女の鏡・山川二葉役)、降谷建志(斎藤一役)、市川染五郎(孝明天皇役)の出演も発表された。
勝海舟を演じる生瀬は「大河のお話をいただき、同志社大学出身の私についに新島襄の役が来たか……と思っておりましたが、今年52歳になる私が綾瀬さんとは釣り合いませんし、そもそも卒業に6年かかったのがネックになったので(新島役は)お断りしました」とジョークまじりに喜びのコメント。また「利家とまつ~加賀百万石物語~」(2002年放送)以来の大河出演となる反町は「すばらしい台本とキャストの皆さんに負けないよう頑張りたい」と抱負を語った。
八重を囲む“会津の女たち”には、芦名、白羽、秋吉ら福島県育ちの女優が顔をそろえ「熱い会津の思いを伝えられれば」(芦名)、「今も親せきは避難生活をおくっている。福島の皆さんに、いつもそばで寄り添っていると伝えたい」(白羽)、「震災後も皆さんが気品と気概をもって、凛と生きている。そんな福島の空気を伝えることができれば」(秋吉)と故郷に思いをはせた。
8月末からクランクインし、2013年1月から全50回放送される予定だ。会見には主演の綾瀬も出席し「いよいよ撮影が始まるのかと胸が高まっている。ここにいる皆さんが一緒なら力強いなと思いますし、前向きに全力で取り組んでいきたい」と気持ちを新たにしていた。
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